Nikon Z fc, SG-Image AF 25mm f1.8きょうはAPS-C用の新しいレンズの試写もあって(そのレンズの話はまた後日のブログでお話するとして)Nikon Zfcを朝の散歩に連れ出したのだけど、いやあ、やっぱり軽快なスナップカメラとして優秀なんだよね、Nikon Zfc。
僕がふだん多く使っているFUJIFILM XシリーズたちがまさにAPS-C機なんだけど、クラシック感を楽しむなら、まさにこのZfcもフィルムニコンをオマージュした正真正銘のヘリテージデザイン機。Nikon FM2やNikon FEの”あの手の中に絶妙に収まるちょうど良さ”がミラーレス機で体感できるわけだから。
それを強く再認識したのが、フルサイズのNikon Zfを使い始めてから。同じヘリテージデザインとはいえ、正直フルサイズのZfはけっこう大きく重い。それは重厚さという意味では満足感もあるんだけど、軽快にスナップ機として多用したいか?と言われたら、ちょっと尻込みする。
Nikon Zfc, SHOTEN XTZ, SG-image 35mm f1.2だから、僕はZfを使い始めたことで、あらためてZfcの軽量コンパクトさやそのポジショニングみたいなものを実感して、一度は手放していたZfcをブラックモデルに色変えして再購入した。そして、ZfとZfcを使い分けるようになって、その選択が間違いじゃなかったことを再確認したのだ。
Nikon Zfcには、とにかくコンパクトなスナップ向けレンズをつけたくなる。フォルム的にもよく似合うし、なんといってもボディとレンズを足しても余裕の軽さだから、鞄の中に忍ばせても、首からぶら下げても、心も足取りも軽い。
近ごろはレンズ固定のコンデジが人気だけど、体感的にはそれと変わらない軽快さがレンズ交換式カメラでも楽しめる。しかも驚くほどリーズナブルに。もう僕は何度もZfcを推しのカメラとしてブログに取り上げてるけど、ほんと、一人でも多くの人にその事実を知ってほしい気持ちでいっぱいなのだ。
Nikon Z fc, TTArtisan AF 40mm f2そもそもクラシックなデザインのZfcは、時流に左右されることもないから、長く愛して使い続けることができる。性能はここ最近のカメラゆえに劣るところは見当たらない。手ぶれ補正が載っていないのも、実用上はなんら問題ないし、その分ボディもコンパクトに仕上がっている。
ビギナーの人にも使いやすいのはもちろん、玄人的な人がフィルムカメラ的に楽しむ一台としても手軽で実用性が高い。僕からすると、誰もが「押さえの一台」として持っておけばいいのに、とすら感じるカメラなのだ。
以前、発表された頃にお店で触ったことがあるよという人でも、この機会にぜひもう一度実機に触れてみることをおすすめする。フルサイズのカメラやレンズがいつの間にか大型化している現在において、その軽量コンパクトな扱いやすさにちょっと驚くのではないかと思う。



















































