これがまた、純正かと思うほど良く似合う。そう、タイトルに書いた通り、Nikon ZfcとフジノンXF 23mm f1.4Rの組合せの話である。
僕のブログをちょいちょい見てくれている人はお分かりの通り、XマウントレンズをZマウントに電子変換するアダプター、SHOTEN XTZのなせるワザである。
このアダプターが来て以来というもの、本当にフジノンレンズもNikon Zfcも共に活性化していて、新しいレンズを増やさなくても所有のボディとレンズの組合せで、まだまだ奥深く楽しめることを実感する。
フジのXマウントの初期のレンズは特にクラシックかつ情緒的な視点で作られているので、あのフジのクラシックなボディに合うのだから、やはりクラシックなZfcやZfのボディにもハマるのだ。それも、想像以上に。
理想をいえばZマウントのレンズもフジ機につけてみたい気がするが、こればかりはフランジバックが最短のZマウントゆえに叶わない夢。それでも僕が愛するNikonとFUJIFILMの組合せは、まさに夢の共演で感慨ひとしおなのだ。
フジのレンズも最近のものはかなり洗練されてきて、ある意味おりこうなんだけど、どこか普通になったなという印象が個人的にある。もちろん描写も洗練されているわけだけど、僕なんかはむしろおりこう過ぎないボディやレンズに惹かれるダメな人間なので、初期のフジノンレンズが性に合う。
その意味では、現行ミラーレス機で割とおりこうなNikon Zfcの描写を、この初期のフジノンがいい感じでおりこうじゃない描写にチューニングしてくれるイメージもあって、そういう意味でもこの二つの組合せは僕には心地いいのだ。まあ、それは僕の単なる思い込みに過ぎないかもしれないが笑
これでだいたい所有のフジノンレンズはすべて、Nikon Zfcに装着したのかな。いやあ、どれも本当に抜群にフィットするから、これもまた大いに新鮮な発見だった。
フジ機を使っている人は、レンズも数本は所有済みだと思うので、そんなレンズを有効活用するなら、フジ機を増やすのも手だけど、Nikon Zfcを増やすという手も。メーカーが異なれば東山新鮮味もあるので、オールドレンズを楽しむ延長線上で、フジノンレンズの有効活用もなかなか新鮮で楽しいと思うよ。
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