Nikon Z fc

Nikon Z fcの本質は、パッと見じゃない。

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Nikon Z fc

正確に言うと、パッと見のデザインの秀逸さは見るからにあたりまえ、ということで、それ以外にもジワジワくる楽しさがあるよということ。

まず、そもそも「ミラーレス」ということ。つまり、マウントアダプターを介せば実にさまざまな他社製のオールドレンズなんかも楽しめるということ。

あまりにフィルムニコンを彷彿させるデザインだから、レンズもニコン製のものが似合うし、ニコンらしらを味わいたいところだけど、せっかくのミラーレス機ならその恩恵であるオールドレンズ装着を楽しまない手はない。

Nikon Z fc, Color-Skopar 35/2.5 C-type
Nikon Z fc, ULTRON 35/1.7 asph L
Nikon Z fc, G.Zuiko Auto-S 50/1.4

僕はフォクトレンダー好きなんで、Z fcを手に入れた当初はカラースコパーやウルトロンをまずは装着して楽しんでた。

レンジファインダー用のレンズは設計が小ぶりなんで、Z fcのクラシックなボディデザインにもよく似合う。

もちろん、フィルムニコン時代のFマウント・オールドニッコールも装着して楽しめるけど、こちらはマウントアダプターを介すと、ちょっとレンズ部が長く大きくなる。

僕の場合は、オールドニッコールがそのまま装着できる一眼レフNikon Dfを持ってるんで、オールドニッコールはもっぱらそちら専用。(上のZuikoを装着した感じが、Fマウントニッコールの装着イメージに近いかな)

オールドレンズ母艦機として楽しむなら、Z fcは比較的安価で手に入れられるし、何よりボディとレンズのクラシックデザインの共演は、他のカメラにはない魅力だろう。

Nikon Z fc, Viltrox AF 56/1.4Z
Nikon Z fc, Color-Skopar 35/2.5 C-type

あとは、なんといってもZマウントのその描写。

Z fcで撮ってるといつも感じるんだけど、どのレンズで撮ってもその都度「いい描写力だなあ」と感心する。

もちろんそれはレンズの実力によるところが大きいけど、どのレンズをつけてもとなると、やはり最新のZマウント機がもたらすキレとか精巧さは見逃せない。

つまり、クラシックなデザイン以前に、中身が実にしっかりとした実力派カメラなのである。

Nikon Z fc, Nikkor Z DX 16-50VR
Nikon Z fc, Nikkor Z DX 16-50VR
Nikon Z fc, Nikkor Z DX 16-50VR

描写力について言えば、やはり最新のZマウントレンズは素晴らしい。

いわゆるキットレンズの標準ズームレンズでも、絞れば上の写真のようなキレを披露してくれる。

レンズキットで買えば、こんなレンズがとても安価で付いてくるから、どうせZ fcを手に入れるならやはりレンズキットで購入したほうがお得だろう。

Nikon Z fc, Nikkor Z DX 16-50VR
Nikon Z fc
Nikon Z fc

あとは、マニュアル操作も楽しめることかな。「も」と書いたのは、基本はオートで撮れる最新カメラであるということで、手軽に撮りたい人は無理にマニュアル撮影をする必要はない。

そういう意味でビギナーでもガンガン使えるカメラなんだけど、そうやってカメラに慣れてきたらふと気分転換したい時もやってくる。

そんな時に「そうだ、マニュアル撮影で撮ってみようか」とか思うんだよね、これが笑。

機械式のフィルムカメラのように、しぶんで感度や絞り値、シャッタースピードなんかを決めてシャッターを切っては、モニターに現れる撮れた写真を見て、んーもう少しシャッタースピードを上げた方がいいな、とか考えながら撮るのもまたゲームのように楽しいのである。

Nikon Z fc

そんなこんなで考えると、Z fcというカメラは一粒でいくつも美味しい、実にコストパフォーマンスの高いカメラ。

そして、それは趣味カメラとしての実力も高いことを意味する。

こういうカメラが一台あると、カメラが単なる撮影機材じゃなくて、ファッションの一部にもなるし、語らいの道具にもなる。

今年の「じぶんへのクリスマスプレゼント」がまだ未定という人は、ぜひ検討してみてはどうだろうか笑。きっも来年のライフスタイルが変わると思うなあ。

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