
うん、さすがによく似合うな。それはそうだ、Super TakumarはペンタックスKマウントの前身のAsahi PENTAX SP系で主に使われていたM42マウントレンズだから、ともにペンタックスの系譜。タクマーをKマウント機に装着するのは自然の流れなのだ。
なので、かつてのM42マウントレンズをKマウントに変換するマウントアダプターが、リコーイメージング純正で現在も売られている。僕は今回、その純正の〈マウントアダプターK〉をリコーイメージングストアから購入したのだ。
実はK-3 Mark IIIを購入した時に、所有しているスーパータクマーを装着しようと、サードパーティ製のマウントアダプターも入手していたんだけど、ネット記事でうまく外せなくなった…みたいな記述を見かけたこともあり、新品のK-3 IIIのマウント部を万一傷めるのも嫌だったので、タクマーを装着せずにここまで来た。



でも、ここ最近、焦点工房さんからいくつかのM42マウントレンズが復刻的に紹介されてるのを見て、なんだかM42マウントが気になり始め、だったら、まあ安心であろう〈純正マウントアダプター〉を手に入れて、まずは手持ちのタクマーを楽しんでみようじゃないか、と考え始めたのである。(マウントアダプターKの着脱のことは、ヨアケマエカメラさんが動画で紹介されていたので、以下に紹介しておきます)
Kマウントでもフイルムカメラ時代のsmc PENTAX-Mのレンズなどを楽しんでいたけど、まあやっぱり、フィルムカメラ時代のペンタックスのオールドレンズといえば「タクマー」。僕はAsahi PENTAX SPFとセットで使っていたものだけに、それでこの2024年にK-1IIやK-3IIIでその描写と再会するのはなかなか感慨深い。

純正アダプターだからかどうかは分からないけど、アダプターの着脱も容易にできて、まずはひと安心。試し撮りは今後じっくり行うとして、ひとまず何枚か近場でシャッターを切ってみたので、少しだけ貼っておきたいと思う。タクマーで撮ってるという意識が強いからかもしれないけど、なかなか心を震わせる描写じゃないかと一人でしみじみと感動しておる。



〈翌朝の試し撮り追記〉




そういえば、まきりなさんのYouTubeの動画を見たら、まきりなさんも最近K-3を購入されたようで、それこそタクマーなどを装着して楽しまれていた。ペンタックスは、道具としてのカメラを愛でる人たちにとっても、ちょっとハートを鷲掴みされるなんとも言えない魅力があるのだ。
そうそう、僕はKマウントレンズを富士フイルムのGFXシリーズに変換するマウントアダプターも持っているので、それでいうとスーパータクマーをGFXでも楽しめるのかな?。ちょっとそれもおいおい確かめてみよう。


というわけで、きょうはまずはマウントアダプターKを購入したという話と、ひとまずSuper TakumarをK-1 Mark IIに装着してみた、という備忘録。これから、ゆっくりとその描写とペンタックスの軌跡みたいなものを堪能していきたいと思う。そんな様子はまた今後のブログにて。