この組合せもまた、実によく似合う。Nikon ZfcにフジノンレンズXF 18mm f2Rを装着した姿だ。ボディ、レンズ共にAPS-Cサイズで作られた製品だから、そのコンパクトが際立つ。
こうしたNikonとFUJIFILMの共演が楽しめるのも、昨日もブログに書いたマウントアダプター〈SHOTEN XTZ〉のおかげだ。
さすがに最もショートフランジバックのZマウントレンズをフジ機に装着することはできないが、こうしてZマウント機にフジノンレンズが装着できるだけでも、所有レンズの使い勝手が格段に上がる。
でも、実はNikon マウントの次にショートフランジバックが短いのがフジのXマウントで、その短い差の寸法のなかに電子変換まで可能な仕様を組み込んだのは、なかなか凄いことなのだ。
そのあたりのご苦労みたいなことを、先日、製造販売元の焦点工房さんがYouTube動画で紹介していたので、興味のある人はチェックしてみてください。
ちなみに、このAPS-C用のXF18mm f2Rは、フルサイズ換算で27mm程度の画角となり、それこそコンパクトなスナップ機としてもおもしろい。僕はひとまず近所を散歩するのに試してみたが、けっこう寄れるレンズなので、散歩レンズとしても使い勝手は良好だ。
なにより、このルックスがやっぱりいい。しかも、軽いしね。GFXとMitakonの重厚コンビから持ち替えると、その劇的な軽さに驚く笑。そう、やはりコンパクトなシステムも必要なのだ。しかも、ファインダーがついてる状態のコンパクトさという点で。
ミラーレス機とマウントアダプターは、レンズの楽しみ方を間違いなく広げてくれた。オールドレンズやMFレンズのみならず、いまやAFまで対応可能なマウントアダプターの楽しみ方も出てきて、防湿庫に眠っていたレンズも活躍の場がきっとあるはず。
いろんなレンズの描写を、現代的解釈でいろいろ楽しんでみる。これは、なかなか究極の大人の遊びじゃないかと僕なんかは思うけど、どうだろう。
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