Leica M-P typ240

週末はデジカメで辺りを撮る。気負いのない50mmで撮る。

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Leica M-P typ240, Summilux 50/1.4 2nd

この週末はデジカメだけで撮った。FUJIFILM X-E2+Jupiter-8 50/2、Nikon Df+Ai AF 50/1.4D、そしてLeica M-P typ240+Summilux 50/1.4 2ndの3台。デジカメはこのほかにRICOH GRとNikon D300を持ってるけど、今はこの3台が好きでメインで使っている。

なんとなく使い分けとして、平日は街をフィルムで撮り、週末はデジカメで撮る、そんな日々。週末はあまり街へ赴きたくなくて、自然の多い自宅の周辺でのんびり過ごしたり、ロードバイクで自然の多い道をひた走っては休憩がてら写真を撮るのがお気に入りだ。そんな時、デジカメのほうが軽快なんだよね。いろんな意味で。

レンズは50mm。広からず狭からず実にちょうどいい。街中のように背景の雑多な感じが写り込むのを楽しむ平日のスナップと違って、週末のスナップは特に面白みのある背景があるわけじゃないから、50mmで切り取る空間サイズがちょうどいいんだよね。それでいて50mmはマクロのように寄れるわけでもないから、切り取り方としては少々工夫を要する。その意外と簡単じゃないモノの切り取り方がなんといっても50mmの魅力だ。簡単そうで簡単じゃないところ。

50mm以外に、フィルムコンパクトならKonica C35が38mm、Rollei35が40mmだったりするけど、ふだん50mmに慣れてる僕からすると街中の背景が少し余分に写り込むからちょうどいい。あと、Rolleiflex StandardとFUJIFILM X-E2(APS-Cなんで35mm換算)は75mmの中望遠だけど、これも感覚的には50mmの延長線上でモノを少し凝視する感覚だから、ここでもふだんの50mmの目が役に立っている気がする。

iPhoneのカメラがたしか28mmくらいで、50mmに慣れるとそれがすごく広く感じるんだけど、例えばこの木と葉の写真なんかは僕には切り取る目線としてちょうど良くて、これがiPhoneだとシーンというよりは記録画像のようになってしまう。そう、50mmだとそこに僕の目が介在するようなシーンになるんだ。それがたぶん、僕が50mmに魅せられる理由だし、50mmが週末のスライス・オブ・ライフに合っているポイントじゃないかな。

あとは欲しいレンズとして35mmのズマロンなんかもあるんだけど、これはもうフォルムが好きなんであってね。あのコンパクトでクラシカルモダンなデザインがミラーレスのX-E2やM型ライカに実に合いそうで、ちょっと気になってはいる。でも35mmの焦点距離が気になってるというのとは少し違う。あのズマロンのフォルムで50mmだったら即欲しいんだけどな笑。というわけでたわいのない話だったけど、週末の散歩カメラにはデジカメと50mmが気負いがなくていいよ、という話でした。

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