カメラへの思い

2025年は〈写真とカメラ〉を趣味に加えてみるのはどうだろう。

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Nikon Zf

すでにずっぽり「写真とカメラ」にハマられてる人は、もうここから先は読み進んでもらう必要はないけど笑、え?なになに?趣味の話?と新鮮に聞こえる人は、ちょっと読んでもらえるといいかもしれない。

普通に暮らしていて「趣味」という言葉を聞くと、なにやらとても付録のような、あってもなくてもいいような娯楽の話に聞こえるかもしれない。僕もかつてはそうだった。特に社会人になると仕事がとにかく最優先で、どうかしたら「仕事が趣味です」ともなる。

まあ、それも「趣味と思えるくらい仕事に夢中」という意味ではいいと思うんだけど、みんながみんなそういう状況でもないだろう。仕事もそうだし、生きていればいろんなストレスなども抱えながら日々を送ることになる。

Canon F-1

そんな時に、ふと気分とか視線を変えられるものがあると、ずいぶん心救われたりする。もしくは、気分にブーストをかけてもらえたり、仕事にも好影響を及ぼす知見や体験も加えられるかもしれない。それが、大人なってからの「趣味」があることの良さなんじゃないかと僕なんかは思ったりする。

じゃ、その趣味って何がいいんだ?ということなんだけど、これはもう星の数ほどあるから、僕は趣味を語るレベルに到底至らないのだけど、そのなかで「写真とカメラ」みたいな趣味のことなら少しなら書ける。本気の趣味というよりは、もっとやわらかい趣味のレベルの話だけど笑。

そう、とにかく「常にカメラと暮らす(共に行動する)」ということ。いや、こう書くとなにやら強制的な感じがするからちょっとニュアンスが違うな。もうちょっとライトに「どこへ行くにもカメラと常に一緒にいて、たまにポチポチとシャッターを切る」、これならどうだろう?

FUJIFILM X-T5

いまは友達と出かけても誰もがスマホを持ってるから、そういう意味では写真はいつでも撮れる。それゆえか、いわゆる単体のカメラ(写真機)を持ち歩いている人はそう多くはない。だから、首からカメラなんかをぶら下げてると「お、カメラやるんですか!」なんて話しかけられたりもする。話のきっかけとしては十分です笑

カメラは小さなデジカメでもいいし、クラシックなフィルムカメラでもいいよね。デジカメなら撮ったその場で仲間にも写真を見せられるし、フィルムカメラなら撮ったその場では写真は見られないけど、後日、現像からあがった写真を仲間にプレゼントしたりすることもできる。

仲間内に写真を見せたりするのが恥ずかしい人なら、それこそ個人で写真撮影を楽しめばいい。一人で静かな森や海なんかに出かけて、絞りやシャッタースピードなど露出をじぶんなりに考えてシャッターを切ってみる、あのクリエイティブなひとときもまた最高だ。絵の才能や文才がなくても、カメラならシャッターさえ切れば「いま」が撮れる。

SONY RX100 M3

まあ、趣味といえば膨大なジャンルがあるわけだけど、写真とカメラがいいのは、どんなライフスタイルにも「脇役」として取り入れやすいということかな。主役が旅行や散歩、登山や自転車、なんなら買い物でもいい。それはそれとして主役を満喫しながら、ついで的にそんなシーンを写真に撮っておく、というオマケが味わえるとも言える。

もちろん本気の趣味にしたっていい。野鳥撮影やネイチャーフォト、ポートレイト撮影に熱中するのもいろんな発見や技術の向上とかがあって楽しそう。それこそ、終わりのない趣味の世界を満喫できることだろう。そう、カメラという道具がひとつあれば、主役にも脇役にもなる。人生の思い出も同時に残していくことができるのだ。

いますでに趣味がある人でも、そこに「カメラも連れていく」という形で趣味の幅を広げることだってできる。どうだろう?なかなか素敵な日常が始まるイメージがしないだろうか。ごめん、僕が勝手に盛り上がって話してるかもしれないけど、まあ、ここまで言うのは、少なくとも僕が「写真とカメラ」を趣味にすることでかなり人生が豊かになった気がしているからだ。

絞り優先撮影ができるNikon FE

このブログにしても、じぶんがそういうハッとした体験を「写真とカメラ」と出会うことで知ったから、同じような新鮮な出会いに遭遇する人が一人でも二人でもいたらいいなと、もう10年ほど懲りずに書き続けている。そして、たまに、このブログがきっかけで写真を楽しむきっかけになった、なんて報告をもらって歓んでいたりするのだ。(ありがとう!)

いまはSNSもあるからね。日々撮影したスナップ写真を、気軽に世の中へ公開することもできる。SNSへの投稿なら、なにもすごい絶景写真とかじゃなくても、なにげない日常スナップ写真をポストするのでいい。同じように日常スナップ写真を楽しんでる人がたくさんいるから、そういう人たちと「趣味」の世界を共有できたりもする。

インスタグラムなんかは誰もがやってたりするだろうから、これまでスマホカメラで写真を撮っていたなら、それをカメラで撮った写真にするだけでもクリエイティブな温度があがると思う。撮ってるじぶんも、見てる相手も。いやあ、素晴らしいよね、世の中にちょっと文化的な空気をもたらすことができるのが「写真とカメラ」なんだと思う。

PENTAX K-1 Mark II, PENTAX 17

もし、きょうの話が少しピンと来た人がいたら、すぐにお近くのカメラ屋さんを検索して、お店をのぞいてみるといいと思う。なにも新品のカメラを買う必要もない。予算の許す範囲で必ずカメラやレンズは見つかるから、その日からどこへ行くにもそのカメラと一緒に行動するのだ。それだけ。それで間違いなく毎日のリズムが変わり始める。

写真が上手いとか下手とかはまったく関係ない。要は楽しいとか、次はこうしてみたいとか、そんなじぶんのなかに眠る好奇心や創造性が目を覚ますことがたいせつだ。そう、子どもの頃に無意識に抱いていたような、あの無垢でユニークな遊び心のようなもの。そういうものを思い起こさせるのもまた、カメラという道具とそれによって撮れる写真の恩恵だ。

2024年もあと残りわずかで、またすぐ新しい2025年がやってくる。そんな新しい年を、カメラと一緒に迎えてみるのはどうだろう。そう考えるだけでもワクワクしてきたら、それはもう成功の始まりだ笑。本能の赴くままに突っ走ろう、2025年。

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