フィルムカメラ おすすめ

いよいよPENTAX 17の在庫が各所に整い始めた。じっくり定番化してほしい。

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わが家のPENTAX 17

令和の時代にフィルムカメラが新品で発売されたとあって人気を博していたPENTAX 17。発売日からなかなか手に入らない状況もあったけど、ここにきてようやくリコーイメージングストアやAmazonサイトでも〈在庫あり〉の状況が整ってきたようだ。

そういえば、先日立ち寄った街のカメラ屋さんにも在庫があり、定価で買うことができる状況だった。やっぱりね、その場でビビッときたらそのまま買って帰りたいよね。欲しいものを手に入れる時の感情とはそういうものだ。

なんでもそうだけど、ブームみたいな現象だとその反動で世間の熱が一気に冷めたりすることがままあるので、こういうのはブームよりじっくり水面下で人気なくらいがちょうどいい。PENTAX 17には、そういうカメラ選びの「定番」のひとつになってほしい。

時を同じくして、Rollei35 AFなるオマージュモデルのフィルムカメラも販売が開始され、予約していた人たちに製品が届き始めているようで、そんなこんなもあってフィルムカメラ界隈がまたジワジワと盛り上がりを見せている気がする。

また、フィルムカメラをじぶんで組み立て楽しめる「大人の科学マガジン 35mmフィルムカメラ」も発売され、僕も早速組み立てみたのだけど、5,500円でフィルムカメラが手に入れられるのだから、これならコストも気にならない。初めてのフィルムカメラは、こんなカジュアルなかたちからがむしろいいかも。

そうそう、カジュアルなフィルムカメラのパイオニアとも言っていいLomographyも、ここ最近、さらにフィルムやフィルムカメラをいろいろと盛んに発表してる印象もあって、なんだか時代がLomographyに追いついてきたような気もする。素晴らしい。

フィルム自体はあいかわらず高値で推移しているから、手放しに良いことばかりとは言えないけど、それでも「フィルムでも撮れる」という選択肢が残されていることは、表現の世界にあってはとても大切で尊いこと。コストを上手く工夫して、息長くフィルム写真を楽しみ続けたいものだ。

そして、つい先ほど、川内倫子さんがローライフレックスで撮った初期の写真集「うたたね」のペーパーバックが届いたので、そこに込められたメッセージと共にフィルムの世界観を堪能したいと思っている。明日には「花火」のほうの写真集も届く。そう、ちょっとフィルムの世界に浸りたい気分なのだ。

さて、あなたのフィルムの楽しみ方はどんなスタイルだったりするだろうか。

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