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Nikonのカメラの撮影ポジションとしては「ピクチャーコントロール」がおなじみだと思う。富士フイルムでいえば「フィルムシミュレーション」、PENTAXでいえば「カスタムイメージ」といえばお分かりになるだろうか。
で、Nikonのピクチャーコントロールといえば一眼レフの時代からあるのがスタンダード、ニュートラル、ビビッド、モノクローム、ポートレート、風景、フラット。このあたりはご記憶の人も多いだろう。
ところがいまは、それに加えてなんと20種類のクリエイティブピクチャーコントロールが追加されているのをご存知だろうか。ドリーム、モーニング、ポップ、サンデー、メランコリックなど、ネーミングもどこかクリエイティブな雰囲気が漂い、明らかにスタンダードな撮影ポジションとは異なるイメージがわく。
デジタル一眼レフのD780やミラーレスのZシリーズになって追加された機能だけど、Zの初代機であるZ6を使っていた僕もほとんどこのクリエイティブピクチャーコントロールのことは意識したことがなく、ついつい昔からのトラディショナルな撮影ポジションで撮ってしまっていた。
でも最近、ふとしたことからZ fcでこの豊富なクリエイティブピクチャーコントロールを使ってみようと思い、まずは日曜日の朝にそれこそ「サンデー」を選択してみたり、今朝は気分的に「デニム」で撮ってみようとか、その日の気分によって文字通り「カジュアル(Z fcの「c」はカジュアルの頭文字)」に使い始めている。
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きょうのブログに載せてみたのは「デニム」。まさしくデニムのブルーな感じやラフな印象を感じさせる撮影ポジションといえばいいだろうか。朝の光とミックスされると、たしかになんでもない週末の朝の散歩の日常感を醸し出してくれる気がする。
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こうしたユニークで多彩な撮影ポジションは、たしかにオリンパスのPENシリーズなんかにも搭載されている認識はあるけど、どこか「盛りすぎ」なイメージがあって、僕のようにトラディショナルな写真描写が好きな人間はついつい敬遠しがちなんだけど、こうして実際に使ってみると悪くない。
なんでも、もっとニュートラルに試してみないといけないなあ、と新鮮な世界は開けないなと再認識したり。でも、そんな理屈めいた話よりも、もっと気軽な楽しさがこのクリエイティブピクチャーコントロールにはあるように思う。
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それにしても「20種類」もあるから、すべてのクリエイティブピクチャーコントロールを試してみるのもなかなか大変だ笑。それぞれかなり癖というか特徴がとんがってるから、少し連続して撮りためないとすぐにはじぶんの世界に取り込めない気もする。
ただ、このクリエイティブピクチャーコントロールに凝れば、当面、新しいレンズやカメラが欲しくなる暇がないというメリットもある気が笑。
Nikon Zシリーズを持っている人はぜひ明日の日曜日にでも試してもらって、まだNikon Zシリーズを未体験の人はそれこそカジュアル写真機のZ fcあたりを手に入れて、肩の力を抜いた日常スナップの世界を20種類の視点でシャッターを切りまくってみるのはどうだろう。20種類のフィルムを撮り試すようにね。
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