Nikon 1 V1

ニコン初のミラーレス Nikon 1 V1を、今こそ味わってみる。

アフィリエイト広告を利用しています
Nikon 1 V1

始めに言っておくと、このカメラを迎えるにあたりレンズを一本下取りに出したので、これはいちおう入れ替えであって買い増しではない。これを先に言っておかないと今年の抱負が嘘なっちゃうからね笑。

さて、言い訳を済ませたら本題のNikon 1 V1の話をするとして、なぜ今になって10年前のカメラを手にするのかということなんだけど、たまたま数日前に触っちゃったんだな、初めてNikon 1 V1を。

なんとなくその存在は知ってはいたけど、このカメラが登場した頃は僕がまだカメラをやっていなかったから、じぶんが使うカメラの候補という領域に入っていなかったというか、その存在すら意識していなかったというのが正直なところ。

ところが、たまたま数日前になじみのカメラ屋で待ち時間の間に、なんだか暇だからパッと目についたNikon 1 V1をショーケースから出して触らせてもらったんだけど、そこで僕は想像以上に軽い衝撃を覚えることになる。

なんだ、この絶品のシャッターフィールは!と。外観デザインも実物に触れてみるとけっこう上質な作りだし、デーブルフォトを撮ってみると意外とボケも綺麗で、あれ?なんかいいじゃん!と。いやあ、いい意味で期待を裏切られたというか、素直に欲しいかも…と本能が反応してしまった。

けれど、その時は他のカメラを購入した直後だったから、さすがにちょっとクールダウンしようと思ってその日は購入を見送ったんだけど、まあ本能が反応してしまってたんで帰宅後もクールダウンどころか、むしろヒートアップしてしまって笑。

で、二日間ほどそれとなくNikon 1 V1のことをネットで調べたりしたんだけど、いろいろスペックも見えてきたけど、そうした記事や解説で知る機能的なことよりも、単純に僕がお店で実機を触った時の「あの瞬間的にいいじゃん!と感じたフィーリング」こそがすべてで、結局はいつもの通り、じぶんの直感を信じて購入するに至ったというわけてある。

で、ニコン初のミラーレスの話だけど、当時ニコンは頑なにミラーレスとは呼ばず「レンズ交換式アドバンストカメラ」と呼んでたみたいだけど、要は2011年の段階でニコンはミラーレス機をすでに世に出していたんだよね。SONYにそれほど遅れることなくね。(この事実はけっこう驚いた)

センサーサイズは1インチで、そこからネーミングもNikon 1(ニコワン)シリーズとして発表され、2018年のZマウントが発表されるまで実はひっそりと製品ラインナップに並んでいた元祖ニコンミラーレス機。

それこそ今、世は完全にフルサイズの時代に突入した感があるけど、それは言わば、ようやくNikon 1に時代が追いついてきたとも言える。長らくレフ機の陰に隠れた存在だったけど、ミラーレス時代の今だからこそ、その原点ともいえるNikon 1を味わってみるのもいいんじゃないかと考えたんだよね。

Nikon 1 V1 ダブルズームレンズキット

ニコンファンの人に言わせると、パンケーキスタイルの単焦点レンズがお似合いらしいのだけど、僕が手に入れたのはダブルズームレンズキット。けれど、お店で試し撮りした感じでは、この小型のズームレンズたちがなかなかしっとりとしたいい写りをする。

フルサイズ換算で27mm〜81mmの標準ズームと、81mm〜297mmの望遠ズームの組合せだから、それはそれでなかなか幅広いシチュエーションで楽しめそうな気がする。それこそ、街中のパンフォーカスだけじゃなくて、ふだんの散歩レンズとしても使えそうかなと。

あと、Twitterでフォロワーさんに教えてもらったんだけど、この初号機のV1はニコン一眼レフのバッテリーが共通で使われているんで、古い機種とはいえバッテリーのディスコンの心配がいらないのがうれしい。これも購入の背中を押したポイントかもしれない。

まあ、僕は軽量コンパクトなカメラ好きなので、その意味でもこのNikon 1 V1はしっくりくるところがあって、その点に関していえばNikon Z fcよりV1のほうがしっくりくるくらい。

そう考えると、NikonがV1以降も本気でこのミラーレス路線を追求しまくってたら、いま頃どんな風になってだだろうと思うけど、フラッグシップミラーレスZ9も登場したし、なんだかんだ結果オーライだったのかな。

気がつけば、明日から週末。なにはともあれ、まずは試し撮りということで、2011年のミラーレスの味をいろいろと感じとる二日間にしたいと思う。続報はまたブログにて。

関連記事