それは写りに関係あるのか?と言われれば直接は関係ないけど、ゾクゾクするという意味では「撮り手をソノ気にさせる」のもまた事実。それはなにかしら写りに影響を及ぼす。
それほどまでに、ブラックボディとシルバーレンズの組合せは、美しく凛々しい。
いまのカメラはほぼ「ブラック」なので、レンズはブラックとシルバーが選べるなら積極的に「シルバー」を選ぶ。このPENTAXのFA Limitedレンズも、三姉妹すべて僕のはシルバーだ。
オールドレンズを積極的に楽しむ人たちなんかも、そのノスタルジックな描写を好むのはもちろんだけど、クラシックなシルバーカラーのレンズとブラックボディのカメラとの組合せの妙を楽しんでいるところもあるのではないだろうか。
絶妙なバランスのミスマッチ感とでも言えばいいのかな。ファッションと同じで少しクズす感覚。趣味のカメラもある意味、生活の中のファッションだったりするから、そういう外観的要素はたいせつだったりする。
その点、フィルムカメラたちはその多くがシルバー&ブラックで構成されているから、なんとも言えず美しい。まるで工芸品のように。いつの間にかどんどんフィルムカメラが手元に増えてしまう状況は、僕は分かる気がする笑。
現代のレンズはすっかりブラック一色のものばかりになったけど、それこそPENTAXのようにブラックorシルバーがどこのメーカーでも選べると、カメラ界隈がもっと豊かなものになると思うんだけど、どうだろう。
もちろんコストはかさむと思うけど、それ以上に得られる効果は大きいと思うけどなあ。デザインは、なにより人の心を揺さぶるプロダクトの最高性能だから。
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