PENTAX K-3 Mark III レビュー

APS-CサイズのKマウントPENTAX機と、小型の望遠ズームで軽快に撮り歩こう。

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PENTAX K-3 Mark III, HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE

昨日の朝はまだほとんど蕾だった桜が、連日の初夏のような暖かさに驚いてか、一気に花開き始めて、今朝はご覧の通り木々はすっかり桜色に。

あいにくの雨ではあったけど、これは写真に撮っておかないとと、手にしたカメラはPENTAX K-3 Mark III。いや、むしろレンズが先で、超望遠ズームで桜に寄って撮りたかったので、こんな時はAPS-Cサイズの機材がいいのだ。

PENTAXのデジタル一眼レフは、フルサイズのK-1 Mark II以外は歴代APS-Cサイズのカメラばかりなので、決してレンズのレパートリーが多いわけではないが、優秀なAPS-C用レンズが培われてきている。

PENTAX K-3III, DA 55-300mm PLM

この小型軽量のHD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR REもその代表格のレンズといっていいんじゃないかな。鏡筒を格納した時のサイズはとても超望遠までいけるレンズには見えないほどコンパクト。それでいて35ミリ判換算で84.5mm〜460mm相当の画角までカバーできる。

フードの大きさや鏡筒を伸ばした長さを見ると少し大きく見えるかもしれないが、取り回しはとにかくコンパクトで軽快だ。こういう身軽に思えるレンズなら、いざ「桜を撮ろう」と思い立ったら、気負うことなくサクッと撮りに出かけられる。

PENTAX K-3 Mark III, HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE
PENTAX K-3 Mark III, HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE
PENTAX K-3 Mark III, HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE

しかもAFも静かにピタッと決まる。遠くからグイグイと寄るこのレンズで撮れば、ちょっとじぶんの撮影の腕前が上がったんじゃないか?と錯覚するように、なかなか見応えある桜の写真が撮れるのだ。素晴らしい。

それでいて値段もすごく財布にやさしいレベル。PENTAXのデジタル一眼レフを持つなら、一本持っておきたい基本の小型望遠ズームなのである。

PENTAX K-3 Mark III, HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE
PENTAX K-3 Mark III, HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE
PENTAX K-3 Mark III, HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE

僕は過去に150mm-450mmズームを何度か購入未遂してるけど、その都度、このレンズの存在を思い出し、いやいやこの超フットワークのいい望遠ズームがあるじゃないか!と我に帰り、大きな出費を抑えることができている。僕はこれ、PENTAXからのサービスだと思ってるくらいだ笑

防塵防滴も抜かりなくだから、雨の日もガンガン持ち出せる。僕の場合は濡らしたら、基本は鏡筒などは動かさないまま車内や家に持ち帰り、しっかり自然乾燥させてるけど、そのあたりの扱い方さえちゃんとしておけば、やはり悪天候でもその機動力はかなりありがたい。

HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE 写真は公式HPより

誰しも「望遠で撮りたい」と思うことは多々あると思うけど、あの大きさと重さを想像するとどこか億劫になるのも事実。そんな人にこそ、PENTAXのAPS-C機とこの小型望遠ズーム。取り回しの良さはフルサイズミラーレスなんかと遜色ない印象だし、なにより光学ファインダーとシャッターフィールは絶品なので。

というわけできょうは、小型軽量の機材でサクッと桜を撮りに行こう!というポストでした。




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