FUJIFILM X-T50 レビュー

小さなボディにギュッと高性能、というFUJIFILMの真骨頂のようなX-T50。

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FUJIFILM X-T50, Nokton Classic 35mm f1.4

最近は「1日10000歩以上」を日課にしていて、日曜日のきょうも朝から2時間ほどカメラとウォーキングして、午前中のうちに歩数をクリアした。この小さな達成感が心地いい。

ウォーキングのお供に連れ出したのは、軽量コンパクトなFUJIFILM X-T50。レンズはVoigtlander Nokton Classic 35mm f1.4。K&Fのマウントアダプターの根本がオレンジ色で、ちょっとSONY機っぽい笑

富士フイルムのカメラに詳しい人ならご存知の通り、このX-T50というカメラは、手の中にコンパクトに収まるボディの中に、上級機であるX-T5のスペックがほぼそのままギュッと詰め込まれている。

FUJIFILM X-T50, Nokton Classic 35mm f1.4
FUJIFILM X-T50, Nokton Classic 35mm f1.4
FUJIFILM X-T50, Nokton Classic 35mm f1.4

それゆえに価格もそれほど安くはないけど、ここにきてお店によっては20万円を切ってきた感じもあるので、気になってる人も多いんじゃないかな。僕の私見でいえば、この「小さな巨人」みたいなカメラは、なかなか買いだと思う。

僕はX-T5も使ってるけど、手の中の収まり具合としてはX-T50は二回りほど軽量コンパクトに感じる。だから、ウォーキングの時にX-T5を相棒に連れ出そうとはあまり思わないのだけど、このX-T50とならサクッと歩き始められる。

FUJIFILM X-T50, Nokton Classic 35mm f1.4
FUJIFILM X-T50, Nokton Classic 35mm f1.4
FUJIFILM X-T50, Nokton Classic 35mm f1.4

シャッターフィールも実に小気味いい。X-T5が「クシュッ」と静音仕様的なシャッター音なのに対して、X-T50はいかにもカメラらしく「カチャッ」とカジュアルにシャッターが切れる。X-E4なんかと同じシャッターフィールかな。この軽快感が気持ちよくて、歩きながら「ずっとシャッターが切っていられる」、そんな感覚だ。

ノクトンクラシックを装着した感じも心地よかった。EVFだから、ファインダーの中でいかにもノクトンクラシックらしい「豊かなボケ」の画像を楽しみながら撮り歩ける。僕のSC(シングルコート)だから、ちょっとボワボワっとしたオールドレンズ的描写がまたよかったりする。

FUJIFILM X-T50, Nokton Classic 35mm f1.4
FUJIFILM X-T50, Nokton Classic 35mm f1.4
FUJIFILM X-T50, Nokton Classic 35mm f1.4

X-T50はこう見えて(コンパクト機に見えて)4000万画素オーバーの高画素機だから、描写のほうはなかなかリッチだ。だから、これ一台あれば風景写真を含めた日常スナップはほぼ撮れるだろうし、そういうカメラ選びは一周まわって通っぽいなと僕なんかは思ったりする。

なので、街中でX-T50をぶら下げてスナップしている人を見かけたら「おお、お主やるな」ときっと思うだろう笑。まあ、僕のX-T50のイメージユーザー像である。

さて、今年も2月に入ったが、おかげさまで今年はカメラを増やしていない。一年の豊富が「カメラは増やさない。レンズとアクセサリーは時と場合による」ということもあるが、このX-T50に満足しているせいでもある。いいカメラと出会うと、意識はカメラよりレンズへ向かう。そういう思考になれるのが、この優秀なX-T50というカメラの真骨頂でもある。

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