
いまはすっかり外は晴れて爽やかな春の風が吹いてるのだけど、朝のうちは雨がパラついていて、こんなときは僕のカメラ選びは大抵PENTAXの2台のカメラになる。
一台はK-3 Mark IIIである。防塵防滴や耐低温性能に定評のあるペンタックス機の中でも最新機種にあたるので、僕的には最も信頼を置いている機材だ。
これに同じく防塵防滴仕様のKマウントレンズをつければ、少々の悪天候なら僕は持ち出してしまう。ちなみにレンズの写真の赤い部分はペンタックスレンズのシーリング(水や埃が入らないようなパッキン構造といえばいいかな)の証である。

防滴とはいえ、雨や雪の中ではシャッターは切るものの、レンズ部を動かしたりはほぼしない。そして、なるべく水滴が動かないようにそのまま車や家に持ち帰り、しっかり自然乾燥させることは徹底している。
いまのところ、この所作で壊れたり不調になったことはないので、個人的には注意して使えば天候を気にせず持ち出せる信頼の機材というのが、僕の中のペンタックス評である。

ちなみに、少々どころか、かなりの大雨の場合は、PENTAX WG-1000という秘密兵器がある。これはもう、見た目にG-SHOCKみたいな姿形をしているので、もうどんな土砂降りであろうが、僕は外へ持ち出している笑。
アウトドアを趣味にしている人なら、同じようにペンタックス機を相棒にしている人も多いと思う。そこへ最近、もうひとつ頼もしい防塵防滴機が加わった。OM System OM-3と2型で防塵防滴となったズイコーレンズである。

まだ購入したばかりだから、気分的にずぶ濡れにはしていないが、もう何度かは雨天デビューをしている。大きさ的にもK-3 Mark IIIとWG-1000の間を埋める感じなので、これで最強の悪天候機材がいちおう揃ったと思っていて、それはそれでやはり心強い。
フィルムカメラのことを思うと、天候を気にせずに持ち出せる機材が割とたくさん選べるのは、やはりデジカメの重要な進化ポイントかもしれない。出かける時は晴天でも、撮影する場所では悪天候になることもあるからね。そういう意味でも、僕の中でPENTAXとOM Systemのカメラは「強い」のである。