Olympus PEN-F

オリンパスPEN-Fの後継機は、マニアックな望みだろうか。

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OLYMPUS PEN-F

なにやらもうずいぶん昔のカメラに感じるけど、OLYMPUS PEN-Fが登場したのは2016年だから、まだ10年経過していないことにふと気づく。「オリンパス」ブランドが消滅してしまったから、遠い昔のように感じるのかもしれない。

まあ、この変化の著しいドッグイヤーのような時代でいうと「8年前」でもけっこうな昔かもしれないけど、僕が昨日使っていたNikon D200なんかは19年前のカメラだから、僕の感覚的にいえばPEN-Fは全然古くない。

それどころか、8年前よりも現在のほうが世の中的には「レトロデザインのミラーレス機」を求めている風潮も感じられて、このPEN-Fに時代のほうがようやく追いついてきたと感じたりもする。

Olympus PEN-F Black Body, M.Zuiko digital 12/2
OLYMPUS PEN-F
OLYMPUS PEN-F, Snapshot-Skopar 25/4

仮に、いま「PEN-F Mark II」なんかが登場すれば、なかなかの人気を博すんじゃないかと思うが、どうだろう。

すでに「オリンパス」というカメラブランドは消滅して「OM SYSTEM」に切り替わってるから、オリンパスではないPEN-Fというモノがどう受け入れられるのか?という点はあるが。

けれど、中古市場を見てみると、ジワジワと高値になっている気もして、購入した金額よりも間違いなく高くなっていて、なんなら買取価格が購入金額を追い抜こうとしている。その意味では、富士フイルムのカメラよりも希少価値が出てきているのかもしれない。

ミラーレス機だから、オールドレンズでいろいろと楽しめることも大きいのかもしれない。事実、僕も装着しているのは大抵マニュアルフォーカスのレンズで、いまは写真の通りVoigtländerのスナップショットスコパーをつけて換算50mmで楽しんでいる。

マイクロフォーサーズだから、やはりその小ぶりなボディサイズもいい。それでいてチープでもカジュアルでもなく、ちょっと重厚感もある質感は、いま登場するとウケる気がする。いや、高価すぎると、また8年前の二の舞でニッチな商品になってしまうか。

かなり無責任なことを言うと、いっそ、PEN-Fの後継機はフルサイズセンサー機でもいいと思ったりも。それこそ、昨日発表されたLUMIX S9のように。オールドレンズを楽しむ人にも、レンズの焦点距離そのままで使えるほうが分かりやすいかもしれない。

とまあ、妄想ばかり書いているが、OMさんにはそんな開発範囲を広げる余裕もない気がするし、どうだろうなあ。夢のまた夢かな。というわけで、きょうはPEN-Fについての偏愛であり、世界の片隅での独り言でした。

◎その写りなど作例的写真などは、過去記事をご覧ください。

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