Olympus PEN-F

デジカメで流れるようにシャッター切りまくるのも、スナップの醍醐味。

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Olympus PEN-F, M.Zuiko digital 12/2

もちろんフィルムでも流れるようにバンバン撮りまくっている人はいるんで、これは僕の主観でもあるんだけどね。というか僕の場合、フィルムカメラでもスナップはするけど、さすがに無尽蔵にシャッターを切るようなことはない。それはフィルムカメラの所作がゆっくりなこともあるけど、やっぱりフィルムはそれなりに貴重なんで、撮るリズムはデジカメに比べればずいぶんゆっくりだ。

そこからすると、デジカメはとにかく枚数のことは頭からハズすことができる。成功も失敗も含めて、とにかくスナップすることに集中し、何も気にせずひたすらシャッターを切ることができる。思えば、僕のスナップの始まりはRICOH GRとだった。GRの気持ちよさはなんといっても俊敏にスパンスパン撮ることができる自由さだと思う。あの自由さはフィルムカメラのそれとは少し違う。とにかくフィルム枚数のこと、フィルムチェンジのことは気にせず、電池がある限り無限感覚で撮り続けることができる。それはスナップシューターとしてはとんでもなく偉大なことかもしれない。

GRで始まった僕のデジカメスナップはその後、フィルムカメラを介してLeica M-P、FUJIFILM X-E2、Leica X2ときて、いまOLYMPUS PEN-Fに至っている。M-PとX-E2はオールドレンズをつけることが多いので50mm主体だけど、その他はGRが換算28mm、X2が換算36mm、PEN-Fが換算24mmとどれも広角寄りだ。このパンフォーカス気味で使える広角がまたスパンスパン撮るリズムを後押ししているところがある。僕は街中をフィルムでスナップすることもたまらなく好きだけど、この反射神経に委ねてバンバンと自由に撮れるデジカメスナップというのも相当正義だと思っている。センサーサイズなんか置いといて、とにかくお気に入りのデジカメ・スナップシューターを手に入れて、通勤途中や移動中の街を撮りまくってみないか。ひたすら自由に。

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