Lumix GX7MK2

Lumix LX100 IIでモノクロスナップ撮ってみた。なかなかのスナップシューターだろこれ。

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Lumix LX100 II

手に入れたばかりのLumix LX100 IIで少しばかりスナップを撮ってみた。もちろん、いつもの通り、まずはモノクローム白黒写真である。

と、モノクロの描写の話をする前に、街撮りに連れ出してみた印象としては、とにかく劇的に軽いのがインパクト大。

マイクロフォーサーズのセンサーサイズでレンズ固定式のコンデジを作ると、こんなにも小さく軽いのか!というのが軽い衝撃である。

Lumix LX100 II

写真では分かりづらいと思うけど、コンデジでいうとFUJIFILM X100VよりRICOH GRIIIのサイズに近い。それでいてしっかりEVF仕様のファインダーがついている。

レンズ交換式にはなるけどFUJIFILM X-E4よりも小さく、1インチセンサーのNikon 1 V1に近いギュッと凝縮されたコンパクト感だろうか。ほんと、やるなパナソニック!というのが第一印象である。

Lumix LX100 II
Lumix LX100 II
Lumix LX100 II

固定式のレンズはライカの名がつけられたDG Vario Summiluxのフルサイズ換算で24mm-75mmのズームレンズがついている。

シャッターはメカシャッターと電子シャッターのハイブリッドだけど、メカシャッターでもレンズシャッターなんでシャッター音はかすかに鳴るだけ。電子シャッターなら完全に無音で撮ることもできる。

Lumix LX100 II
Lumix LX100 II
Lumix LX100 II

発売されたのは2018年だからそこそこ年月は経過してるんだけど、現行機種なんで当たり前だけどよく写る。手ぶれ補正があることも含めて、RICOH GRIIIのあのキレのある描写に近いかもしれない。

なんにせよ、この小さなボディから叩き出された描写とは一瞬思えないくらい、街中で乱暴に歩きながら撮っても、けっこうすくいあげてくれる力量がある。

Lumix LX100 II
Lumix LX100 II
Lumix LX100 II
Lumix LX100 II

このモノクロは、いわゆるスタンダードの白黒モードで、この他に粒状性やコントラストを加えたラフ系の白黒モードがあと2種類ある。いずれ、すべての白黒モードを試してみたい。

Lumix LX100 II
Lumix LX100 II
Lumix LX100 II

それにしても、スナップにおいて「小さく軽い機材」というのは、やはり圧倒的に正義だ。周囲からもいい感じに無視してもらえるし、とにかく足取りが軽くなる。

それはすなわち、長く撮っていたいと思わせるし、もう一歩踏み込んで撮ろうという気にもなる。これは何よりこのカメラの恩恵だ。

Lumix LX100 II
Lumix LX100 II
Lumix LX100 II
Lumix LX100 II

まあ僕の場合は、動画も撮らないし、フィルムカメラの延長線上でシンプルな所作でスナップしてる人間なんで、最新の機能のカメラだとしてもその機能のほとんどは使わずに撮っちゃってる。

詳しく機能が知りたい人は、昨日と一昨日のブログにメーカーのサイトや動画、あと我らがドクター赤城さんの記事なんかを貼ってるから、そっちをチェックしてもらえればと思う。

Lumix LX100 II

でもこのLX100 IIの最大の魅力は、そのルックスのクールさにあると思う。あざといカッコよさみたいなものはむしろ排除して、淡々と機能美みたいなものだけを視覚に訴えてくる。それがいい。

小さく、軽く、変に目立たない。いや、なかなかカッコいいよ、そのスタンス。ごめん、もはや僕の嗜好がかなりのっかってるんで、そこを差し引いてその良さを推測ってほしい。

しかし、こういうカメラがもっと評価される世の中であって欲しいと思うのは、僕だけだろうか。LumixってGX7MK2を使ってた時も感じだけど、ニュルッとした操作感がクセになるし、実は五感にグッと入ってくる魅力があると思ってる。

まあ、名機です、僕の中ではね。

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