カメラへの思い

週末は光学ファインダーのPENTAX機と過ごしてみるのはどうだろう。

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PENTAX K-3 Mark III

昨日はとにかくモノクロ専用機の発表に沸いたPENTAX。すでに予約した人や検討を始めた人もいると思うけど、当然ながらペース機となったK-3 Mark IIIもまた、素晴らしい。

僕はシャッターフィールが特に好きだけど、K-3 IIIで特筆すべきはやっぱり光学ファインダーだろう。まるでフルサイズのそれのように大型で見えやすいファインダーは、自然な光をふんだんに取り入れて辺りの光景の美しさを今一度気づかせてくれる。

PENTAX K10D グランプリパッケージ

その気持ちを豊かにさせてくれるようなひと時は、一週間の疲れを癒す週末にまさにぴったりだ。単焦点レンズで被写体に一歩踏み込んで対話するのもいいし、望遠レンズをつけて花に集まる鳥たちと向き合うのも最高だ。あたりまえだが、電子モニターとは異なる光学ファインダーはとても人間らしい視覚の世界を提供してくれる。

昨日はライカも新製品のモノクロ専用機Leica M11 Monochromを発表し、さながらモノクロームセンサーデイのような一日となった。K-3 Mark III MonochromeとLeica M11 Monochromのダブルのインパクトのおかげか、昨日からTwitterのタイムラインを見ていてもモノクロームの写真をポストしている人が多いように感じる。

PENTAX K100D, FA 43/1.9 Limited

ライカのほうは100万円オーバーでさすがになかなか手が届くものではないが、ペンタックスのほうなら現実的な価格にも思えてきて(いや、十分高価なのだけど)、そういう意味ではライカとペンタックスがいい意味でモノクロ専用機の魅力を掛け算できたのではないかと思う。

そうは言っても、発表されたばかりの新製品はいずれにしても高価だし、先行して使い始める人たちのレビューなんかも見て検討したい人も多いだろう。僕も、スタンダードなK-3 Mark IIIをモノクロモードに設定して、果たして僕の週末使いの散歩スナップなんかにモノクロ専用機がフィットするのだろうかと試し撮りを始めたところ。

PENTAX K-30, FA 43mm f1.9 Limited

もともとはPENTAX機の色のりの良さが気に入ってカラーで撮ることがほとんどだったんで、あらためてPENTAXのモノクロモードの魅力を再確認しているところだ。でも、そうするとその光学ファインダーの美しさに思わず目の前の見たままの光景をカラーで撮りたくなって、なかなか悩ましいものである笑。

とにもかくにも光学ファインダーがあるからこその癒しであり美しい時間。往年のレフ機やレンジファインダー機を持ち出すもよし、この新緑がまぶしい美しい世界を光学ファインダーをのぞいて切り取ることは、何ものにも代えがたく尊い。最新のミラーレス機の性能にも目を見張るものがあるけど、光学ファインダー機もまた、写真界の宝なのだ。

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