これについては正確に問い合わせたりして書いているわけじゃないので、ひとりのファンの独り言ということで、あしからず。でも、いちおうリコーイメージングストアを見てみると、シルバーボディのみが入手可能で、ブラックモデルはSOLDOUTという表記になっている。
つまり、運良くブラックボディの新品在庫が残っているお店でしか新品購入はできないということになる。
タイトルには「生産完了」と書いたが、これ、初めてこの言葉を聞く人はニュアンスがわかりにくいと思うけど、「生産完了」でこれ以上はこの製品を新たに追加生産はせず、市場に流通している在庫のみが現存する製品、という意味だと思えばいいだろう。(僕も事情に詳しい関係者ではないので間違ってたら申し訳ない)
当初はタイトル写真の「ブラックボディのレンズキット」が生産完了という噂を春頃にSNSで目にし、ブラックボディ単体はその後もしばらくは売り続けられるというような情報だったように思う。
けれど、先日SNSでPENTAX公式さんが「クラブハウスなら数台だけブラックボディが購入できます」みたいな告知をしていたと思うので、ということは通常のお店ではブラックボディ新品は購入できない、という意味だろうと受け取る。
まあ、シルバーボディは引き続き新品で購入できて、実際シルバーボディもプロダクトとしてカッコいいし、レフ機としてはシルバーモデルは希少でもあるので、それはそれでアリだと思うのだけど、僕なんかは個人的にはブラックボディのほうが好みなので、同じ嗜好の人には少々残念な状況かもしれない。
さて、シルバーボディのほうは生産自体は続いているのだろうか。それとも、シルバーボディやレンズキットも在庫が無くなり次第、生産完了品とのアナウンスになるのだろうか。(いや、ブラックボディも生産完了と公式には発表されてはおらず、カメラ店の皆さんの見解だとは思うけど)
ふむ、シルバーボディが仮にメーカーにも在庫切れとなったら、K-3 Mark IIIというモデルは完全に生産完了となるのだろうか。素人の僕にはそこらへんの業界事情もわからないのでただただ傍観するしかないが、今後の行方としてはどうなんだようねえ。
K-3 Mark IIIはAPS-Cサイズだけど、フルサイズのK-1 Mark IIよりも新しい製品で、実質フラッグシップ機のようなもの。もちろん、他にも新品で買える製品はラインナップされているものの、K-3 Mark IIIが万一、生産完了となるとなかなかの事象だろう。僕だけじゃなく、その行方を心配?している人も少なくないと思う。
少し前にフルサイズの新型K-1 Mark IIIの開発の噂のようなものもSNSで見かけたけど、世界的に見るとやはりレフ機は過去のものと受け取られつつあり、海外の関係者からは「新たにレフ機を発表するのはむずかしいだろう」との噂も重ねて目にした記憶も。
それは僕もさすがにそう思う。それなら、いっそミラーレス機に取り組むほうがいいのではと思うが、これとてかつてのようにKマウントのまま厚みのあるミラーレス機だと他社製品と戦えないだろから、マウントを変更する必要がある。そうなると、またゼロからレンズやシステムを構築するのは大規模すぎる挑戦だ。
ごめん、完全に僕の妄想で話しているので、軽く受け流しながら読んでほしいが、リコーイメージングの製品ラインナップとしてはRICOH GRの後継新製品くらいしか、ちょっと攻めどころが見つからない。
話題のフィルムカメラプロジェクトへの期待はあるが、人気とはいえフィルムカメラのマーケットはカメラ市場の中でそれほど大きくはないだろうから、屋台骨になるとは考えづらい。まあ、僕らファンとしては「見守る」ということしかできない。好きなブランド「PENTAX」だから、どこへ向かおうともできれば応援したい、そんな気持ち。
とはいえ、ペンタックスというブランドはカメラ好きの頼れる集団だと思ってるから、現在のカメラの修理体制なんかは心配せずに長く使っていけると思う。新品のフィルムカメラを発表したのも、「修理の心配がいらないフィルムカメラを」との発想も根底にあったとのことだからね。
それにしても、話は戻るけど、K-3 Mark III。ブラックボディは完全に生産完了なのか、それとも状況によっては生産を再開する可能性もあるのか。それとも、Monochrome仕様のように、派生モデル的にラインナップが変化していくのか。
この話に現時点で答えはなにもないけど、ポジティブな可能性を胸に、これからもK-3 Mark IIIを楽しんでいこうと思う。希少なブラックボディとして。
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