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みんな、クリスマスと称して「じぶんにご褒美」なカメラやレンズを手にしている頃だろうか。僕はといえば、ひと足早く上の写真のようなXF 35mm f1.4 RとX-T2をじぶんにプレゼントして、ことしの機材の出入りを仕事納めしようとしている。2020年はこれで打ち止めである。
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まあ、ことしもいろんなカメラやレンズと出会った一年だったわけだけど、やはり印象深いのはここ一ヶ月間くらいの「FUJIFILMマイブーム」かな。以前からFUJI機はちょこちょこ使ってはいたんだけど、X100Vを手に入れたのを契機に、以前とは確実に異なるハマり方で、僕のカメラ生活の主役にFUJIFILMが躍り出て来たわけである。
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実際、世の中的にもFUJIFILMのカメラやレンズたちは元気なほうだと思う。Twitterやユーザーブログなんかを見ていても、けっこう活発に買われている印象があるからね。
けれど、世の中的にはどちらかといえばフルサイズのミラーレスカメラたちが台頭していて、やれCanon R5やSONY αシリーズを筆頭に、Nikon ZIIシリーズなんかも加わって、ちょっとしたフルサイズミラーレスブームが訪れているような感覚も強い。
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そう、世の中のミラーレスブームとはフルサイズブームでもあることからすると、FUJIFILMのカメラたちはAPS-Cサイズだし、ちょっと昨今のフルサイズミラーレスブームとは立ち位置が異なるわけで、そう考えた時にFUJIFILMの機材たちはいまどのくらい人気なのだろうと、ふと考えたんだよね。
考えられるのは、もはやセンサーサイズなどはデジタルならそれほど考える必要もなくて、フィルムシミュレーションをはじめとする「写真の仕上がり」を最優先するひとたちが、肩の力を抜く感じでFUJI機を選んでるのかな、とかね。
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ある人はそのクラシックなルックスが好みなのかもしれないし、ある人はそのひとまわりコンパクトなボディやレンズが魅力で選んでるかもしれない。はたして、どんな人たちがFUJI機を好んで、どれくらい売れてるのかなとか思ったんだよね。
そういう僕も何か明確にひとつの理由を述べよと言われるとむずかしいなとは思うんだけど、けれどこれだけハマるには相当の魅力がないとそうはならない。そんなFUJIFILMのある意味「不思議な魅力」を解き明かしていく2021年にしたいなとか考えているんだよね。もうこれ以上はFUJI機を増やすつもりはないけどね笑。FUJI機を使ってる人たちのことも気にして見ていこうと思ってる。そんな、ちょうど気になるポジションあたりにいるんだよなあ、FUJIFILMって。
追記)あれから数日…かつて使っていたFUJIFILM X-Pro1が僕のもとへ帰ってきた。あの頃は分からなかった何かが、今なら分かるんじゃないかと思って。富士の病じゃないよ、富士登山だ。
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