カメラへの思い

得られる豊かさからすると、カメラの値段は高くないのかもしれない。

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FUJIFILM X-Pro3

いや、高価なんだけどね、実際のところ。エントリー機と言われるデジカメでもいまは10万円超えるし、いわゆるハイアマチュア向けの本格カメラになると20万円以上する。そう簡単にポンとは買えないから、日々それとなくカメラ貯金に勤しんだり。

でも、冷静に考えると、そんなお気に入りのカメラを手に入れた以降の豊かさは計り知れない。

なんてったって、写真を撮るという人生のありあらゆる記録に使えるんだからね。大切な家族の写真を撮る。ふだんの何気ない散歩道で四季を撮る。仕事の移動中にストリートを撮る。旅先で世界のいまを撮る。とにかく、使い方次第で途方もない豊かさを手に入れることができる。

いや、少々大袈裟にいえば、魔法の道具みたいなもんだとも言える。買って眠らせておくのならたしかに高価すぎるけど、四六時中使い倒せば実はけっこう割安だと言えなくもないのだ。

FUJIFILM X-T5

特にデジカメは、フィルム代も現像代もかからない。フィルム写真の風合いはいまだに魅力だけど、フィルム時代のコストを思えばデジカメは夢のような道具で、大量に失敗してもお金がかからないことを考えれば、デジカメの価格というのはなおさら割安なんじゃないかと思えてくる。

いや、なんかじぶんに言い聞かせてる理由のようにも思えるけど笑、まあ嘘ではないです。お気に入りのデジカメひとつあれば、使い方次第で十二分に元がとれる豊かな時間が手に入れられるのである。

ずっと無趣味だった僕が、ある日カメラと出会って、間違いなく人生に大いなる豊かさを手に入れた。もうひとつの目を持ったというか、これまで気が付かなかった世界が見えるようになった。これはもう、その名の通りプライスレスなのである。

カメラを手に入れる瞬間は高価だが、長い人生に置き換えれば、決して高いとは言い切れないのがカメラという道具。いや、相棒かな、人生の。僕はいろんなカメラと暮らしてきて、結論としていまそんなことを考えている。

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