カメラへの思い

運命のカメラとの出会いもまた、写真の楽しみのひとつ。

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久しぶりにNikonからヒット商品と呼べるカメラNikon Z fcが発売される日が近づいてきて、にわかに盛り上がってきているカメラ界隈だけど、僕のほうは正式にZ fcの予約をキャンセルしてきて、ちょっとひと息ついているところだ。

予約していた28mmレンズキットのスペシャルエディションが当面の間、販売延期とのことで、だったらボディ単体でいいんだけどなあと軌道修正も試みたんだけど、それだと今からまた新規で予約になるようで、それこそ手元に来るのはいつになるやら分からないとのこと。だったら、なんだか郷愁に流されるように慌てて予約しちゃったけど、一度キャンセルして、じっくり検討し直そうかなと考えたわけである。

それにしても、恐るべしZ fc人気である。初期ロットが少なかったのかもしれないけど、予約した製品が人気過多で販売延期というのは、僕的にいえばあまり聞いたことがない。どんなに注目の製品でも、発売日にお店に行けば大抵は手に入れることができて、GRIIIやX-E4なんかもそうやって手に入れたわけだけど、こんどばかりはそうはいかない様子が店員さんとの会話から窺い知れる。カメラ業界的には、文字通り嬉しい悲鳴ではないだろうか。

キャンセルはしたものの、僕的にはZ fcの発売は楽しみで、それはみんなの熱いレビューをいろいろと目の当たりにできそうだから。発売当初はちょっとみんな饒舌で熱すぎるだろうから笑、個人的には少しブームが落ち着いてきた頃のユーザーさんたちの等身大レビューを楽しみに。じぶんのカメラライフとオーバーラップさせながら、Z fcとじぶんとの距離感みたいなものも今一度、じっくり計っていけたらなと考えている。

そんなふうに意識をリセットしたのも、僕にはまだまだ使いこなしているとは言い切れない愛機たちがけっこうあるということに今さらながら気づいたことも大きい。FUJIのXシリーズたち然り、D750やα7R然り。最近、増やしたカメラたちも相当気に入ってるんだけど、まだまだ癖すらも掴めていないような状況なんで、まずはこのあたりの愛機たちとじっくり過ごす夏に。そうやって縁があれば、またZ fcに行き着くかもしれないし、はたまた違うカメラと運命的な出会いをするかもしれない。カメラ選びとは、運命の人と出会うかのような予期せぬ楽しみなのである。

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