といっても日中はまだまだほんと暑くて、ちょっと大きな機材を振り回して歩く気分ではなかったりするわけだけど。いやあ、ほんとに日本の夏は昔と比べて熱帯地域のそれだと感じる。
おかげでというか、僕的には勝手に「夏カメラ」と称して、軽量コンパクトなカメラたちを持ち出す感じだったし、新たにPENTAX WG-1000とかSONY RX100 M3なんかも手に入れて、なるべく体力省エネでスナップしていた。
でも、基本はフイルムカメラを思わせる、いかにもカメラらしい写真機で撮るのが好きで、やれファインダーの中の美しい世界とか、一枚一枚シャッターをきる官能的フィールなんかを求めると、少し大ぶりなカメラで撮りたくなる。
例えば中判デジタルのGFXにペンタックスのFA Limitedレンズをつけたり、例えば往年のフラッグシップ機であるNikon D3SやCanon EOS 1D Mark IIIを持ち出したり。Nikon Zfに大きなガラスの明るいレンズをつけたり、SIGMA fpの背面に大きなビューファインダーを装着するのもいいかもしれない。
コンパクトなカメラにも良さがあるように、少し大ぶりなカメラにもそれ相応の良さがあるわけです。
そうそう、毎年冬になると、僕はいつもペンタックスの超望遠ズーム150-450mmが欲しくなる。近所の水辺に水鳥たちがやってくるからなんだけど、夏ならちょっと考えられない大砲でも、冬ならなんか持ち歩けそうと考えたりするのだ。ちょっと思いつきの出費には気をつけなくてはならない笑
フィルムが入りっぱなしのカメラも何台かあるので、焦らず撮るにしても春にはさすがに現像に出さなくてはならない。PENTAX 17とかLeica M3とかCanon F-1とかかな。いやあ、なかなかいそがしい。幸福なことである。
さて、あなたはどんな機材と秋冬を迎える感じだろうか。引き続きコンパクト機と、もしくはちょっと大ぶりなフルサイズ機と、もしくはレンズを大型化する人もいるかな。物理的にどうしてもスナップの量が落ちた夏を挽回するかのように、涼しくなる秋の道を闊歩しようではありませんか。そのお気に入りの機材と。
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