FUJIFILM X-Pro2, TTArtisan AF 27mm f2.8どのあたりの年数が経過したものを「古いデジカメ」と呼ぶかというのもあるけど。このFUJIFILM X-Pro2なんかは2016年発売だから来年で発売から10年。古くはないとも言えるけど、後継機のX-Pro3もすでに販売が終了しているし、X-Pro2の修理期間も終わってるから、まあ古いデジカメではあると思う。
でも、写真機として使っている分には、これがいたって快調でなんら問題なく楽しめている。いや、むしろそのマイルドでどこかアナログチックな質感や操作性が、ちょっとヴィンテージ感を思わせるものがあってとてもいいのだ。
古いデジカメの心配の種のひとつがバッテリーの終売問題だけど、富士フイルムのXシリーズにかぎっては初代X100なんかを除いては基本、いまの形のコンパクトなバッテリーが最新のコンパクト機にも採用されているから、バッテリーが普通に入手して、しかも最新機種と使いまわせるのもいい。
さすがに毎日使い倒していたらそれなりにやれていくとは思うけど、僕のようにある程度多くのカメラを日々ローテーションして使うような持ち出し頻度なら、経年劣化なるものもそれほどなく、意外と丈夫で長持ちして楽しめる。Nikon D200なんかも20年前のモノが普通に使えているからね。
Nikon Df最近のカメラはいかにも緻密で精密機械な感じがするけど、その分というかいかにもハイテク機器でちょっと挙動もソリッドすぎるというか。やはりロボットっぽくはなっていってるんだろうね。その感触がスマートで心地いいと思ったりもするけど、僕なんかはもうちょい人間くさいというか、ちょっと隙があるカメラのほうが好きかもしれない。
まあいちばん良いのは、最新機も使いつつ、たまにちょっとヴィンテージ感のあるカメラを持ち出すあたりが、良い塩梅なのかな。みなさんはどうだろう。
OLYMPUS PEN-FX-Pro2以外にも僕は古いデジカメをけっこう使ってるけど、2010年代のカメラはどれも写真機としては成熟の域にあって、ほんと完成度や熟成度が高くて、いわゆるもっさりした感じもなくいまでも普通に使える。
希少性とか人気によって品薄のカメラはどうしても値段も劇的には安くないのだけど、それでも最新の高騰したカメラ価格に比べればかなり割安で手にできる。レンズ選びを工夫すればずいぶん手軽に写真の世界を楽しむことができる。まあ、最新のカメラを手にする歓びはたしかにあるけど、少し年季の入ったカメラを相棒にするのも生き方としてカッコいい。
SONY α7R 初代Nikon Dfとか、OLYMPUS PEN-Fとか、少し古いLUMIXとか、SONY α7初代とか。そのあたりのカメラは個人的にグッとくるし、いまでもカッコいいなと思う。いや、いまだからさらにカッコいいという感じか。使っている人は大事に、でも適度に使い倒してあげてさらなるヴィンテージ感を楽しんでいただきたい。
そうなると、なかなか下取りとして手放せない情がわいてしまう問題もあるけど、写真と同様に機材も思い出のひとつだからね。ひとつやふたつは「じぶんの軌跡」として残しておくといいお守りにもなるんじゃないかな。




















































