FUJIFILM X-T5

似合わないはずがない。FUJIFILM X-T5にSuper Takumar 55mm f1.8をつけてみた。

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FUJIFILM X-T5, Super Takumar 55mm f1.8

いやあ、やっぱり思った通り、このボディとレンズの組合せはクラシックな薫りがプンプンして、「よし!撮ろう!」という心のスイッチが朝からガンガンに入った。

そう、クラシックなFUJIFILM X-T5と、代表的なオールドレンズといっていいSuper Takumar 55mm f1.8を組合せた凛々しさの話である。

こういう姿を見ると、我ながら「X-T5はシルバーボディを選んでおいてよかった」と思う。考えてみると、シルバーボディの写真機らしい姿は、ある意味Asahi PENTAX SPなど往年のペンタックス機とダブるわけで、似合わないはずが無いのである。

FUJIFILM X-T5, Super Takumar 55mm f1.8
FUJIFILM X-T5, Super Takumar 55mm f1.8
FUJIFILM X-T5, Super Takumar 55mm f1.8

マウントアダプターが間に挟まるから、多少前方に長くはなるけど、そこは毎度のSHOTENアダプターのデザインの妙で、これがなかなかカッコいいのだ。

「カッコいい」というフレーズを僕はいつも連呼してるが笑、カッコ悪いと感じる道具よりカッコいい道具のほうが、当然、撮る時の気持ちもソノ気になる。カメラやレンズは「単なる道具」と片付けられない理由だ。

で、写りのほうだけど、これも似合わないはずがない。個性ある滲みがなんとも印象的なスーパータクマーと、写真屋・富士フイルムのフィルムシミュレーションの融合だからね。もう、撮る前から「相性抜群に違いない」という組合せ。この組合せでふだんから日常スナップを楽しまれてる人も多いと思う。

FUJIFILM X-T5, Super Takumar 55mm f1.8
FUJIFILM X-T5, Super Takumar 55mm f1.8
FUJIFILM X-T5, Super Takumar 55mm f1.8

APS-Cのフジ機の場合、フルサイズ機と比べて周囲がカットされるのと、換算75mm程度と多少中望遠になるので、距離を1m以上離した感じでシャッターを切っていた。少し広い絵のほうが背景の滲みも楽しみやすいし、試し撮りとしてはいろいろ特長もつかみやすい。

あと、僕はとにかくレンズの個性がいちばん出る絞り開放の描写を比較したりするのが楽しみだから、今朝も当然開放付近で。そうやって朝陽と混ざりあうフレアやゴーストもいいもんです。写真をちゃんとやってる人には怒られそうだけど、僕は収差の甘さやフレアなんかは大好物なので笑。

今朝はフィルムシミュレーションの中からいちばんネガカラーっぽい「クラシックネガ」をチョイスしたけど、これはベルビアやアクロスも楽しそう。なんでいままでフジ機とスーパータクマーの組合せを試してこなかったんだろう?と思うけど、これはもうフイルムライク感ありありなので、そんな嗜好の人はぜひ。

FUJIFILM X-T5, Super Takumar 55mm f1.8
FUJIFILM X-T5, Super Takumar 55mm f1.8
FUJIFILM X-T5, Super Takumar 55mm f1.8

オールドレンズは楽しいね。これはもう、時空を超えるロマンだから、写りの良し悪しよりも、エモーショナルに写真描写のゆらぎみたいなものが味わえれば、それだけで趣味の世界としては文句なしのおもしろさ。それでいて値段も破格といっていいから、大人の遊び道具としては最高だ。

なんか、まともな言葉での解説には一切なっていないが笑、まあ、この人はとにかく感激しているのだろう…という感じであたたかく見守ってもらえれば幸いだ。そう、趣味のカメラは華麗なる自己満足なのである。

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