PENTAX K10D

ちょっとゴツいPENTAX K10D グランプリパッケージで撮る快楽よ。

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PENTAX K10D グランプリパッケージ

いまから16年前の2007年に発表されたPENTAX K10D。APS-C機にも関わらず、その横幅はフルサイズ機であるK-1より大きく、なかなか迫力がある。グランプリパッケージはバッテリーグリップがついて縦方向にも大きくなっているから尚更だ。

これを巨大すぎると見るか、迫力があってカッコいいと見るかは、人によって評価の分かれるところだろう。僕はというと、もちろん後者で「その迫力でありカメラらしさ」が多いに気に入っている。コンパクトなカメラが好みの僕があえて「大きくてもいい」と言っているのだから、なんとなくその良さが分かっていただけるのではないだろうか。

K10DといえばCCD機であることに注目がいきがちだけど、僕的にはこの男っぽいフォルムも推しなのだ。

PENTAX K10D, FA 43mm f1.9 Limited

けれど、ちょっと相反することを言えば、これがグランプリパッケージじゃなくて素のK10Dのボディとなると、これが流麗なラインで女性らしさを感じるところもある。そのジキルとハイドのようないでたちもまたPENTAXマジックのようでシビれるのだ。

僕はシルバーのFA Limitedレンズを合わせることが好みだけど、もともとはフィルム時代のマニュアル単焦点レンズであるsmc PENTAX-M 50mm/35mmを装着していて、これまた全身ブラックのアスリートのような筋肉質でカッコいい。カメラは撮り手をソノ気にさせることも重要で、その意味ではK10Dは間違いなく合格だ。

カメラは時として人間のように見える生き物のようなプロダクトだが、このK10D グランプリパッケージも人が佇んでいるように美しい。こういうカメラはありそうでなかなか無いというのが僕の見立て。だから、その存在感だけでもこうしてK10Dを推したブログを書きたくなる。

最近は、気のせいかK10Dを中古で手に入れて楽しんでいる人が多いように感じる。安いからというのもあると思うけど、それでも16年前のデジカメがこうして好まれて使われているのはなかなか驚異的でもある。その秘密は何か。僕はこれこそスペックなどでは表せないPENTAXのカメラの妙なのではないかと感じている。

それゆえ、言葉でその良さを伝えることはなかなかむずかしいが、興味がある人はぜひ一度、お店で根気よくK10Dを見つけて、その魅惑のカメラの一端を確かめてほしい。まあ、確かめたら間違いなく欲しくなるとは思うけど笑。

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