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きょうのカメラ、よく見てもらうと濡れていることが分かると思う。そう、雨が降ったら僕の中ではPENTAXの出番なのである。
まあ、正確にいうと装着しているレンズはフィルム時代のFA Limitedレンズなんで、それ防塵防滴仕様じゃないじゃんと言われそうだけど、経験上この程度の雨ならPENTAXは平気なのだ。
PENTAXには長年の積み重ねとして、そういう堅牢なイメージがある。これは素晴らしいこと。それこそ雪山でもPENTAXなら大丈夫という印象があるし、逆にPENTAX機を使っている人はアウトドアなイメージもわく。
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僕がPENTAXのデジタル一眼レフ機を手にするきっかけになったのは現行のK-3 Mark IIIを使い始めたことによるものだけど、その作りの良さにしっかり魅せられ、いまでは古いPENTAX機も愛用している。
このK10DはCCDセンサー時代のもので、そう聞くとかなり古く感じるかもしれないが、写真機としての使い勝手はまったく問題ない。むしろ、人間的な使い心地がして「そうそう、カメラとはこれだよ」という感慨深さがある。
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いまなら中古で程度のいいモノでも、新品カメラの1/10とか1/20の値段で手に入れられるんじゃないだろうか。かつてのカメラグランプリを受賞した名機が、である。
その当時はちょっと高価すぎてなかなか手にできなかったカメラたちが、こうして年月を経て趣味に投じることができる価格で楽しめるのは、中古カメラの世界の素晴らしい現象だと思う。
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PENTAX機は、このK10D以外にも過去に遡ると魅力的な機種がたくさんある。Twitterなんかを見てると、そうした往年の名機たちをいまも思い思いに実用カメラとして楽しんでいる人がたくさんいる。
そして、その人たちはいずれも熱狂的だ。PENTAXを長年愛してやまないそのたくさんの姿が、PENTAXの信頼の証でもあり、なくてはならないブランド感を形作っている。
もし、これまでPENTAXを使ったことがないという人であれば、一度格安の中古機を手に入れて、その愛されるべき一端をのぞいてみてはどうだろう。なんとも言えない愛着を感じると思うなあ。いかにも写真好き、カメラ好きが作った製品という、なんとも言えないその良さを。
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