FUJIFILM 初代X-T1

例えばこのカメラはパッと見、現行機種のFUJIFILM X-T5に見えるかもしれないけど、実は初代X-T1のグラファイトシルバーモデルで、11年前に発売されたもの。僕はある時、程度のいい中古モデルに遭遇して手に入れたんだけど、現在もX-T5と共にたまに持ち出して楽しんでいる。

これがびっくりするくらい、いまでも普通に使える。もちろんスチル機としての使い方だけど、スナップ写真を一枚一枚撮ることに関していえば、そうだなあ、気になるのは測光が現行機より甘いくらいで、あとは特に気になったことはないなあ。

X-Tシリーズについて言えば、それまでX100やX-Pro1とか、いわゆるレンジファインダースタイルの趣味機的カメラ体系だったXシリーズに、満を持して投入された一眼レフスタイルのカメラだったから、富士フイルムも相当気合を入れたそうで、10年は普通に使えるというのが開発スタンスだったとか。

FUJIFILM X-Pro1, XF 35mm f1.4 R

バッテリーが現行のX-E5なんかとも共通なんで、そういう意味でもいまだに使い勝手がいい。富士フイルムのカメラが軒並み高価になっているといっても、さすがに初代機なら比較的安い値段で手に入れられるんじゃないかと思う。普通に楽しいです。

X-T1の紹介をしようと思ったわけじゃないんで、興味のある人はブログ内検索で過去記事を読んでもらうとして、そう、僕の場合はフィルムカメラの流れもあって、デジカメについても比較的古いモデルが好きで、現行機にまじっていまもいろんな古いデジカメを楽しんでいる。

FUJIFILM X100 初代
FUJIFILM X-E1, XF 18mm f2 R

富士フイルムのXシリーズは、主要な初代機は大抵いまも持っていて、これらとたわむれる時間がなんとも癒しの時間になってるし、ニコンやペンタックスの一眼レフ機も古いモノが割とある。愛着があって手放せないということもあるけど、実際使っていて「エモい」から、やっぱりいまでも持ち出したくなるのだ。年に数回だけど、それでもね、あのおだやかなひと時が僕には必要なのだ。

数年前まで、そう、オールドデジカメなる言葉がブーム的になる前なんかは、古いデジカメたちはほんと安かったからね。中古カメラ店でもフィルムカメラのほうがメインで、古いデジカメはおそらく年配のハイアマチュアの人たちが「もう使わないから」と、特に希少性なんか気にせずに下取りとかで売却してたんじゃないかな。

PENTAX K100D & K10D
Nikon DfとクラシックNikon F2 フォトミック

いまでもそれほど希少性を問わなければ、けっこう隠れた名機とも言える古いモデルが、中古カメラ店の片隅で静かに佇んでるんじゃないかと思う。現行のカメラと比べれば驚くほど安い値段でね。

でも、撮影体験の「味」という点では、年代が古いカメラほど濃くておもしろい。このへんが「機械」のおもしろさで、古くなればなるほど、安くなればなるほど、趣味機としてはエモく感じるエキスが多いわけだから、ちょっと興味がある人は一度体感してみるといいと思う。

Canon PowerShot G7
PENTAX Optio I-10
Kodak DCS Pro SLR/n, Ai AF Nikkor 50mm f1.8D

心配するポイントは、もうバッテリー環境だけ。シャッター回数なんかは趣味で使う分にはそう気にしなくていいと思うから、気軽に飛び込んでみるといい。そりゃ「なんだこりゃ」みたいに残念に感じる挙動や機能もあると思うけど、それも含めて愛おしく思えるから笑。たぶん、残念に思う部分より、愛おしさが勝ると思う。

人間は、思い通りにいかないコトのほうがハマったりする。特にこれだけ便利な時代になるとなおさら。ちょっと何を書こうと思ったのかわからなくなってきたけど笑、きょうのところはこのへんにしておこう。