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今年2022年のゴールデンウィークは、暦通りだと連休がいくつかに分散されている。ひとまず今日は最初の三連休の最終日ということで、夕方の散歩はなんとなくおだやかに過ごしたくて少し古いデジカメを使いたくなりFUJIFILM X10を手にとった。
が、しかし、電源を入れるとバッテリーが無いことに気づき、仕方なく充電を始める。さすがに夕暮れに間に合いそうにないし、でもなんとなく少し古いデジカメで撮りたい気持ちは変わらず、兄貴分のFUJIFILM X100 初代機を持ち出すことに。こちらは予備バッテリーがあるんで安心だ。
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とはいえ、これから夏に向かっては確実にライトなコンデジの機会が増えるんで、またバッテリー切れで諦めるのもアレだしと思い、FUJIFILM X10とついでにCanon PowerShot G7の予備バッテリーを通販で注文することにした。幸い貯まっていたポイントで買えたんで、ポイント様様である。
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夏になると「よりライトな夏用カメラ」が欲しくなるというのは以前からあって、M型デジタルのLeica M-P typ240を使っていた時も、もっと軽くて蒸し暑さから少しでも解放されそうなLeica X2を手に入れた。「夏用カメラ」という響きは意外と需要があると思うので、カメラメーカーはもっと「夏用カメラ」を推せばいいのにと思うのは僕だけだろうか。
あと、個人的に夏に向けてよりライトなデジカメを使いたいのは、フィルムカメラのサブカメラとして使いたいと考えているからでもある。フィルムカメラは比較的どれもコンパクトなんで、サブカメラであるデジカメのほうが大きく重いというのもなんか違うよな、なんて思って。
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何日か前のブログにも書いたけど、今年はフィルムの高騰に軽やかに抗うことをテーマに(笑)、フィルムで撮ろうという気持ちがむくむくと芽生えていて、無理のない範囲でフィルムカメラを持ち出し始めている。
それでも、いまのところフィルムコンパクト機が多いんで、夏に向けてはフィルム一眼レフ機も日光浴がてら使いたいなと。僕は機械式の一眼レフを数台持っている。Nikon F、Nikon F2、Canon F-1、OLYMPUS OM-1N、MINOLTA SRT101、PENTAX SPF。けっこうあるな(笑)。ローテーションできるかな。
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フィルム一眼レフは、レンジファインダーのライカと比べてとても日本的というか「ニッポンの夏」に合う気がするんだよね。日本のモノづくりの最も豊かな時代に作られた「日本の青春」のようなカメラたち。そういうカメラで撮ると、じぶんも少し青春に帰れるような気もしたりして。昔、聴いていた音楽と再会するような気分かな。
フィルム一眼レフと、少し古いコンパクトなデジカメと過ごす夏。なかなかいいんじゃないだろうか。夏はなんとなくノスタルジックな時間が心地いいからね。歳をとったせいかな笑。