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そういえば、Nikon Z fcとレンズキットのズームDX 16-50VRの写真をブログにアップしていなかったなと思い、遅ればせながら今夜の記事を書いている。
僕は以前はNikon Z6とフルサイズ用Zマウント用レンズを使っていたんだけど、それから比べると、とにかくこのZ fcと16-50ズームレンズの組み合わせは驚くほど軽い。ほんとヒラヒラと街中を軽く飛び回れる軽さといってもいいんじゃないか。この軽さこそが、ニコンがビギナーの人たちへ提供したかった世界観だろうと思う。
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話題のクラシックなデザインは、その「入り口」に過ぎない。だって、軽量で首から下げても疲れないカメラ発売します、と言ってもビギナーの人たちは振り向いてくれないからね。こうして、フィルムブームの延長線上にあるようなクラシックでアクセサリー感覚で受け入れることができるデザインがあって、はじめて注目が集まる。ニコンの今回のアプローチは、僕はとても共感するところがある。
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僕なんかはクラシックスタイルのカメラ好きのおっさんなので、こうしてモノクロームでスナップしちゃうんだけど、Z fcがきっかけでミラーレスカメラを始める人たちなんかは、このカメラのそれこそ「カジュアル」らしさを堪能するのに、さまざまな描写が選べるクリエイティブピクチャーコントロールで、カラフルな街撮りスナップを楽しんでみるといいよね。
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ちなみに、この標準ズーム16-50mmの写真はすべて、広角の古さ換算で24mm、絞りはf8まで絞って撮っている。こうやって見ると、暗部もしっかり階調性が確保されてるし、ニコンのモノクロームも優秀だなと思うし、なによりこのズームレンズの写りの良さにも驚かされる。ビギナー向け製品でも質に手を抜かないニコンらしい仕事だなと思う。
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そうそう、このズームレンズは4.5段分の手ぶれ補正もついてるから、かなり絞って撮ってもそれほど手ぶれ補正しないんで、Z fc本体は手ぶれ補正は無いけど、この組合せなら屋内なんかもそれこそカジュアルにサクサク撮れるよね。あと、かなり被写体に寄れるんで、広角で寄って撮ってみるのもおもしろいと思う。
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まあ、ちょっと残念だとするなら、あまりに人気すぎて?、2021年8月中旬時点で店頭ではなかなか在庫が無くて、すぐには買えない状態だということ。このあたりがニコンさんの詰めの甘さというか笑、せっかくのヒット商品がなかなかスタートダッシュを切れずにいるんじゃないかと思う。28mm単焦点キットに至っては、いまだ発売日の発表もないから、もうほんと、このあたりこそ頑張れニコン!と思う。
とはいえ、このZ fcのカジュアルさを堪能するなら、ズームレンズキットはアリだと思うよ。首からずっとぶら下げていても疲れないし、アクセサリーにもなるカメラ。前にも書いたけど、こういうカメラが若いひとたちに売れるといいなと思うし、こうしたカメラの入り口になる製品が各社からいろいろ生まれることを期待してる。がんばれカメラメーカー!って感じだよ。
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