
これには二つの意味があって、ひとつはいよいよX Summit TokyoとCP+の開催が迫ってきたこと、そしてもう一つは個人的にXシリーズの初代機がすべて(僕が欲しかった機種のね)揃って気分が上がってきたということ。
前者のほうはもう僕が説明するまでもなく、みんなが噂している通りなにかしらの新製品が発表されるんじゃないか?という期待による世の中のワクワク感。Instagramのほうにも製品シルエットらしき動画が配信されてたからね。なにかと富士フイルム製品の品薄で悶々としていた人たちには、これ以上ない朗報だろう。
後者はもう完全に僕個人の歓びの話だからアレだけど、約10年の歳月を経て僕のもとにX100、X-Pro1、X-E1、X-T1という四台のXシリーズ初代機が揃って、もう新製品のことより気分はハイなのだ。ここのところ、X-E1とX-T1をメイン機に写真を撮ってるからね。2024年にね笑。



でも、これがほんと楽しいのだ。現行機と比べて「おお、これがそのルーツの感触か!」なんて、道端の途中でひとり感動に浸ったりしてるからね。まわりの通行人から見たら、少し気持ち悪い人かもしれない笑。
でもね、なんか富士フイルムの意固地というか頑固なこだわりみたいな部分を発見するたびに「いいぞいいぞ、そういう写真屋の意地みたいなものをもっと見せてくれ!」とニヤつくのである。富士フイルムのカメラが好きな人たちは、そういうちょっとヤンチャなFUJIが好きなのである。
ほら、遊びを本気でやる人ってカッコいいじゃない?。あんな感じ。カメラという精密機械をビジネスとして売っている会社だから、サラリーマンたるや、そう無茶な遊び心は込められないわけだけど(仕事だからね)、そこに隠しモードみたいにちょいちょいこだわりをぶっ込んでくるのが富士フイルム。
さすがにXシリーズも10年以上を経過していろいろと洗練されてきてはいるけど、みんな心のどこかでそんな遊びにも本気な富士フイルムのテイストを期待してるところがあるから、今回のX Summit Tokyoに寄せる期待もそういうムードをはらんでるんだろうね。





そういえば、さっきX(旧Twitter)でチェキがものすごく好調だという記事も見かけた。チェキにしたってここまで来るのに実はけっこうしんどい時期もあって、それでも世の中に辛抱強く遊び心を注入し続けて今がある。僕はそういうところが好きなのだ。
富士フイルムのカメラは色がいいとか言われるのが一般的だけど、もちろんそれはあるけど、僕はそのパーソナリティみたいなものが好き。どこか「人」を思わせるその人格というか性格みたいなものをこれからもチラチラと見せながら、僕らをワクワクさせ続けてほしいものである。
なんだか2024年はFUJIFILMの年になる予感がするのである。
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