FUJIFILM X-E3

X-E3はジワジワ良さがしみてくる、高次元バランスのFUJI機。

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FUJIFILM X-E3, XF 35/1.4R

日曜日の今朝は、ファインダーをのぞきたいけど極力肩のこらないコンパクト機がいいと思って、FUJIFILM X-E3にXF 35/1.4Rをつけて朝の散歩へ行ってきた。

昨日の夕方はファインダーの無いX-M1だったから、その反動でファインダーを求めたのはあるけど、やはり最近は軽量コンパクトなカメラをからだが求めてるんだろうね。あ、XF 35/1.4Rは見た目は少々大ぶりに見えるけど、実に軽いからね。

FUJIFILM X-E3, XF 35/1.4R
FUJIFILM X-E3, XF 35/1.4R
FUJIFILM X-E3, XF 35/1.4R

X-E3は立ち位置的に地味というか、ファインダーがあるFUJI機としては固定レンズのX100シリーズとフラッグシップ的なX-Proシリーズの間を埋める機種。ハイブリッドファインダーのように光学ファインダー切り替えは無くてEVFのみなんだけど、レンズ交換式カメラとしてはとにかく軽量コンパクトなのが魅力。前モデルのX-E2からさらに横幅も小さくなって、実は相当洗練されたモデルでもある。

FUJIFILM X-E3, XF 35/1.4R

シャッタースピードや露出補正はおなじみの軍艦部のダイヤルで操作できるから、僕らのようなフィルムカメラ好きにもマニュアル撮影にサッと切り替えられるし、オートで撮りたければもちろん最新式カメラとしての使い勝手で楽に応えてくれる。X-Trans CMOS3のセンサーは、X-Pro2と同じだから、その写りの良さも折り紙付だ。

FUJIFILM X-E3, XF 35/1.4R
FUJIFILM X-E3, XF 35/1.4R
FUJIFILM X-E3, XF 35/1.4R

僕はもともと、コンパクトなデジカメとしてはずっとRICOH GRユーザーで、このX-E3を手に入れるまではGRIIIを使っていた。初代GRからGRIIIに買い替えて、そのコンパクトさや手ぶれ補正の効いた精密な写りは気に入っていたんだけど、その頃からコンパクト機にもフィルムカメラ同様にレンズ交換やファインダーを求め始めたんだよね、僕の意識が。で、思い切ってGRIIIを下取りに出して手に入れたのが、このX-E3だった。

FUJIFILM X-E3, XF 35/1.4R
FUJIFILM X-E3, XF 35/1.4R
FUJIFILM X-E3, XF 35/1.4R

GRをずっと使ってきた人間にとって、あのコンパクトな感覚のなかでレンズ交換ができてファインダーもあるカメラって、そうは無いんだよね。僕にとっては、もうこのX-E3一択だった。そうそう、フィルムシミュレーション「ACROSモード」で撮りたいというのもひとつの理由だった。

FUJIFILM X-E3, XF 35/1.4R
FUJIFILM X-E3, XF 35/1.4R
FUJIFILM X-E3, XF 35/1.4R

小さく軽いというのは、今の僕にとってはほんと正義でね。本格的カメラらしいデザインや操作感は失わずに、でもカメラを持ち歩いていることを忘れるような軽量コンパクトなカメラといつもいる感じは、変にカメラを意識することなくラフに行動できて、それはある意味写真を撮ることに集中できることも意味する。こういうカメラは、ありそうで実はなかなか無い。僕にとってはベストバランスのカメラなんだよね。

後継機は出ないんじゃないかと一時期言われていたけど、次期X-E4の登場ももうすぐのようだし、このX-Eシリーズへの支持もどうやらしっかりあるみたいで、それはやっぱりユーザーの一人としてうれしい。こういうカメラが認められるというのは、まだまだカメラの世界は捨てたもんじゃないぞ、みたいなね。

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