それにしても日差しの暑い日曜日だった。まだ5月だけど、確実に夏へ向かってることを身体が感じとった。こんな日は、まさにモノクロームで撮るのが脳をクールにする意味でも良い。
持ち出したのは、PENTAX K-3 Mark IIIとsmc PENTAX FA 31mm f1.8 Limited。そして、撮影ポジションはデジタルフィルターの「粒状感モノクローム」だ。
土曜日から今朝の日曜日の早朝まで雨が降っていたんで、家を出る時にはまだ辺りに水滴が残っていた。きょうはFA Limited レンズもしっかり絞って使ったんだけど、絞り開放とは打って変わり、そのキリリとしたシャープな描写は実に気持ちいい。
僕は個人的に今年の夏はモノクロームだけで撮ろうと考えていて、ここ数日間モノクロームだけで撮り歩いてるけど、ようやくそれにも慣れてきて、いや、慣れてきたというよりクセになったきたというほうが近い。つまり、かなりモノクロームな日々が気に入っている。
PENTAX機といえば、その色のりの良さもあってカラーで撮ることが多かったけど、なかなかどうしてモノクロームも絶品だ。正直「粒状感モノクローム」についてはその違いを見分け、言語化するほどのスキルは僕にはないが、どこかモノクロフィルムを思わせる質感だと思えるのは気のせいだろうか。
それには、フィルム時代のレンズであるsmc FA Limitedレンズで撮っていることも影響を与えているかもしれない。いや、微妙に与えているだろう。少なくとも、撮り手である僕自身は、smc FA Limitedでモノクロームで撮るということは、やはりフィルム時代の描写や空気感を大いに意識しているのだ。
まあ、まだ半日程度撮り歩いたに過ぎないので、このあたりの描写の確認は、今後もこのブログの中で写真を残すことで、引き続き触れていきたいと思う。
そうそう、昨日かな、PENTAXのフィルムカメラプロジェクトの続報動画が公開されていたので、こちらもぜひご覧ください。
いやほんと、これらの動画とそのメッセージに耳を傾けると、心が洗われるような気持ちになるので。がんばれ、ペンタックス。僕らもがんばる。
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