先日、Nikon Z8の発表があって、今度は5月下旬にFUJIFILMの新製品発表がありそうなど、今年もカメラ界隈は賑やかだ。富士フイルムについては、この秋もX100シリーズやX-Proシリーズの後継機に期待が寄せられるけど、どうだろうね。
という最中、よくよく考えたらRICOH GRもそろそろAPS-C4代目の新作が出てきてもおかしくないんじゃないかと。ブログを振り返ると、現行のGRIIIが2019年の2月だったみたいだから、それから4年。うん、出てきてもいい頃だ。
年数的にはそうなんだけど、GRIIIが全部入りの完成形みたいな製品だから、ここからさらに進化するのは相当ハードルが高くも感じる。手ぶれ補正まで入れて、さらにボディサイズを小さくして出してきた力作(傑作だな)だから、ここで現行よりさらに改善するとしたらバッテリーの持ちくらいしか思い浮かばない。
以前、噂でセンサーがフルサイズ化するんじゃないかとかって話題も見聞きしたけど、究極のスナップシューターとしてはボディが大型化することはしないと思う。あとはファインダーの搭載だけど、これもあの極小ボディに入れ込む隙間はもう無いと思う。となると画素数とAF性能がアップして、撮影モードが増えるみたいなことだろうか。正直その程度ならGRIIIでなんら不満は無いだろう。
まあでも、GRIIIも在庫はもう無いようにも感じるから、何かしら次世代機は登場しないと、GRを新品で買えないという期間ができちゃうし、ここは悩ましいというか気になるところだ。
GRに関しては、なんというか「劇的には変化してほしくない」という思いもあって、限界まで「成熟という名の進化を極めてほしい」というカメラ。カラバリとか焦点距離バリエーションはあっても、本質はずらさずズシッと構えておいてほしい。ファンの勝手な思いだけど、そういう感情移入をしてしまう。
とはいえ、ほかに進化ポイントって何があるかな。モノクロ専用機は、バリエーションとしてはまだまだ先のような気がする。まずは4代目28mmスタンダード GRの勇姿を垣間見たいところ。もうこれ以上煮詰めるところはないだろう?というハイレベルなところからの進化に、密かに注目である。
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