カメラへの思い

シャッターという最高の音色について。

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PENTAX K-1 Mark II

僕の場合、基本的に毎日必ずなにかしらのカメラのシャッターを切っている。写真を撮っていると言わないのは、辺りを散歩して草花を撮る時とかっていうのは、色や形、光と影の重なり具合なんかを実験的に撮っているようなところがあって、世の中的にいう「写真」とは少し趣が違うと個人的には思っているからだ。

そんな特に決定的な瞬間が目の前にあるわけじゃないのに、それでもシャッターを切るのは、もう単純に「シャッターを切るのが楽しいから。好きだから。」ということ。

シャッターを切るその瞬間になんともいえないゾクゾクする感じがして、それがじぶんの野生みたいなものを常に刺激してくれると考えているから、状況が許せば常にシャッターを切っていたいと頭と体が無条件反射のようにそれを求める。いちおう病気ではないと思っている笑。

PENTAX K10D グランプリパッケージ

わかりやすいレフ機の元気なシャッター音はもちろん大好物だけど、最近のミラーレスなんかに多い静音シャッターもそれはそれで好き。この場合は音というよりショックであり鼓動かな。指先に伝わる「いまシャッターが切れている」という信号みたいなものにやっぱりゾクッとするのである。

これ、どうなのかな、同じような感覚の人いるのかな笑。いわゆる「シャッター好きな人」はいるにはいると思うけど、シャッター切りたいから常にカメラを持ち歩くことを意識しているという言い方になると、どれだけ賛同してくれる人がいるかは疑問だし、写真を真剣にやってる人からはお叱りを受けそうだが。

でもほら、内燃機関の車のエンジン音だってそう。なんなら僕は車のドアが閉まる音すらちょっとビビッとくるところがある。そして、その音がイントロダクションみたいになって、そこから歓びがジワジワとわきあがって、ある種のカタルシスへと昇華する感覚がある。カメラで写真を撮ることもよく似ていると思うのだ。

FUJIFILM GFX50SII, GF 35-70mm WR

何を言ってるか分からないと思うが笑、まあつまり、シャッターを切るという行為が僕の中ではかなり撮ることの歓びの少なくない部分を占めているということ。そんな快楽があるのに、そのうえ写真まで撮れてしまうって「素晴らしすぎないか、この機械」と思うわけだ。

今朝はPENTAX k10Dで雨の中数枚シャッターを切り、昼は雨があがったのを確認してFUJIFILM GFXでシャッターを切っていた。冒頭に書いたように特に誇れる写真なんかは一枚もないわけだけど、じぶん的にはいい時間を過ごしたという満足感がある。僕がカメラをこよなく愛する理由だ。

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