過去にも何度も書いてると思うんだけど、僕は極度に「ボケ」の描写が好きだ。写真が上手な人たちからは「ボケから卒業しないと写真は上手くならない」みたいなこともよく聞くけど、そんなこと言っても好きなものはしょうがない笑。
そもそもカメラを始めようと思ったきっかけが、SNSで先輩たちが異様にシビれる写真をポストしていて、聞くと「一眼レフ」を使っているという。僕でもそんな写真が撮れるのか!?と疑問に思いつつも、もう、すぐ買いに行きましたよ笑。
買いに行く前にいちおうネットで一眼レフのことを調べてみると、キヤノンかニコンが大勢を占めていて、僕が求めるボケのような描写にはどうやら単焦点レンズがいいらしいと。で、レンズキットと共に単焦点レンズも買いましたよー。高いなあ¥と思いつつ笑。
で、初めて単焦点レンズで撮った時に、背面モニターの画像を見てほんと驚いた。なんだこれ!めちゃくちゃ綺麗で好みやん!と。そうそう、求めていたのはこんな描写の世界だ、と大袈裟ではなくちょっと舞い上がった。
その後、街撮りスナップなんかも撮るようになったり、フィルムで撮るようになり、絞って撮ることも増えていったけど、基本はいまでも「絞り開放、ボケGo!Go!」みたいな感じです。そして、これがまったく飽きないから、僕は「ボケ野郎」なんだと思う。
カメラやレンズも大きなボケを楽しめるものを自然と買い求めてる気がする。まあレンズは明るさとボケの豊かさを追求すると財政が破綻するんで、そこはじぶんなりの撮り方で身の丈にあったものをチョイス。ボディのほうはちょっと思うところあって中判デジタルまで来ちゃったけど。
まあでも、ある意味ボケで満たされるなら、割と安価な明るいレンズもあるし、最近は中華製レンズなんかもそのあたりのレパートリーがコスパも性能も素晴らしい。ボケを好む世界は、プロのカメラマンの方々の機材と比べるとかなり安上がりに楽しめる。
たしかに最近のスマホカメラはAIの進化でボケ加工みたいなこともできて凄いのだけど、ボケの濃密さみたいなもので言うとまだまだカメラのほうが心を突き動かす豊かさがある。なので、僕はたぶんこの先も、変わらずボケ野郎なカメラ愛好家で突き進んでいくものと思われる笑。
果たしてこんな話が誰かの参考になるかは分からないのだけど、懲りずにボケを楽しんで、ボケの写真をブログやSNSにポストし続けていこうと思う。どこかにいるかもしれないボケ野郎の同志のために笑。
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