FUJIFILM GFX 50S II

気がついたら、GFX〈中判デジタル〉と3時間も散歩してた。

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FUJIFILM GFX50SII

べつに「カメラと3時間の散歩」など普通では?と思われることだろう。僕もそう思ってた。でも、ふと考えてみるときょう僕が一緒に歩いたカメラは、いわゆる中判デジタルと呼ばれるFUJIFILM GFX50SII。そう、僕も後から考えるとちょっと驚いたのだ。

これまでもブログのなかでふれてきたけど、FUJIFILM GFXシリーズはそれほどまでに「軽い」。正確に言えばXシリーズよりはもちろん重いけど、中判カメラからイメージする印象よりはかなり「軽い」。

ボディの重さはどうだろう、Nikon Z8なんかと変わらないんじゃないかな。少し前のフルサイズデジタル一眼レフ機と撮り歩くような感じがイメージしやすいかもしれないね。

GFX50SII(GFX100Sも基本同じ)はボディ重量が900g、きょう装着したのは軽量ズームのGF 35-70mmでこれが390gしかない。だから、見た目から想像すると、おそらくほとんどの人が実物を手に取ると「え?こんな軽いの?」と言うと思われる。

FUJIFILM GFX50SII

まあ、物理的な重さはともかくとして、ある程度フットワークが軽快なレベルにないと、さすがに3時間もカメラをぶら下げたまま散歩はできないから。使ってる僕もびっくりしているくらいだから笑。

あと、3時間も辺りを撮り歩けたのは、シャッターフィールが心地いいことと、フィルムシミュレーションを途中で変更して気分転換など図れたことも大きい。

シャッターフィールは、一枚一枚「コトッ」とシャッターが切れていく感覚。連写とか動体撮影に向いたカメラじゃないけど、この一枚一枚をじっくり撮っていく感覚は、いわば中判カメラそのもの。個人的にとにかくこのフィーリングが気持ちいいので、ずっと撮り続けたくなる。

あとは、おなじみフィルムシミュレーション。ここ数日間はベルビア、クラシッククローム、ノスタルジックネガと、出歩くタイミングでフィルムシミュレーションを入れ替えていた。気分転換になるし、なにより「きょうのフィルム」を詰め替えてるようで、これが僕がFUJIFILMのカメラをこよなく愛する大きな理由のひとつでもある。

FUJIFILM GFX50SII

これにレンズ交換まで含めると、ただその辺の風景を撮り歩くだけでも、実に興味深い気づきとか発見の連続なのだ。趣味のカメラとしては、なんとも心豊かに過ごせるわけで、あらためて「カメラって偉大だなあ」と思うわけである。

僕の以前の印象も含めて、デジタルでもさすがに中判は大ぶりでそんな気軽に持ち出すモノではない…という勝手な思い込みがあったけど、FUJIFILMのGFXシリーズならいい感じに想像を裏切ってくれる。日常使いできるフレンドリーさが、このカメラにはある。

いつの間にか3時間まで撮り歩けたんで、こんどはもうちょい記録更新を狙いたい笑。僕は小型軽量のシンプルなカメラを好んできたけど、GFXも実はその部類なのだ。いや、ほんとに。

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