FUJIFILM X-E4

女性デザイナーの手によって生まれたFUJIFILM X-E4の美しさ。

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FUJIFILM X-E4, XF 18/2R

それにしても、X-E4は美しい。それには、女性デザイナーの手で作られたことはやはり無関係ではないと思う。

FUJIFILM公式のYouTubeでX-E4の開発秘話をテーマにした動画を見た時に、そのことを知った。

その女性デザイナーの毛利さんは学生の頃にX-E2を愛用していたらしく、そのじぶんがまさか富士フイルムに入社してX-E4のデザインをすることになるとは夢にも思ってなかった、と語られていた。

そういうX-Eシリーズ愛みたいなものも、このX-E4のデザインには込められているのかもしれない。いや、滲み出てるという感じか。

あらためて手にとってみると、フラットデザインというコンセプトを超えて、実に細部にわたって美しく仕上げられていることに気づく。

大きさ、重さ、手の中に収まる物質的バランス。どれをとっても黄金比のようにしっくりくる気持ちよさ。

近頃は、僕は好んでXF18mm f2Rを装着することが多いが、この組合せがまた、絶妙の塊感があって実にクールだ。

カメラは写真を撮るための道具だけど、ここまで美しければ「手元に置いて眺めるだけでも豊かな気持ちになれる」、そんなことが所有する理由になってもいいと思う。

実はきょうは、X-E4を鞄に忍ばせていたけど、ちょっと撮る暇が無くて一枚もシャッターを切っていない。

だけど、それでもいいのだ。このX-E4と一緒にいることで満たされる何かがある。

女性が手がけたカメラだからというわけではないけど、X-E4を女性が手にしてシャッターを切っていたら、それは美しい光景だろうな。

そういうカメラは、実はそれほど多くないと思っていたりする。

なにかと男性的と見られがちなカメラというプロダクトだけど、X-E4のような存在感の美しいカメラが増えると、ちょっと世の中の空気が変わるんじゃないかと思っている。

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