FUJIFILM X-E3

写真家・林ナツミさんのインスタグラムを見て、85mmのレンズの世界が気になり始めている。

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FUJIFILM X-E3, Color-Skopar 35/2.5 C-type

写真が上手な人と同じ機材を使えば、同じような上手い写真が撮れるわけではないけど、クリエイティブな行為において、まず憧れた人の真似をしてみるというのはとても大切だと思っていて、それは決して少なくないレベルでその人の「ソノ気」を刺激するんじゃないかと思う。今の僕でいえば、写真家の林ナツミさんのインスタグラムがそれだ。

これらの写真は、いま林ナツミさんがインスタグラムにあげられている台湾でのスナップ写真の数々で、僕はこれらの写真を見てただただハッとして、ひたすら凄いなあと食い入るようにタイムラインを追いかけている。林ナツミさんは、機材のクレジットも載せてくれている。そこには、EOS 5D MarkIII / EF 85mm F1.2 II USMと書かれている。そこで僕は再び釘付けになるわけである。85mmで僕もスナップしてみたいなと。

焦点距離85mmのレンズで撮れば、もしかしたら僕もこんなニュアンスの写真が撮れたらするんじゃないかと、妄想したり空想したりするわけです。いや、無理だとは分かっていても、なんか現状のじぶんのマンネリした写真の世界を打破してくれるんじゃないかとか、そういう淡い期待を思い浮かべたりするわけである。恥ずかしいけど、そういう気概というのは僕は何よりも濃いエネルギーだと思っていて、85mmのレンズを検索したりするわけです。

だって台湾というシチュエーションがいいから、とかそんな言い訳をしたら恥ずかしくなるような、これでもかというくらい普通の日常を素晴らしく切り取っている林ナツミさんは、やはりとんでもないレベルのプロで、写真家というのはアマチュアの延長線上にはない、確固たる職人の域だと僕はその凄さというかじぶんとの歴然の差に唖然とするわけだけど、それもまた写真の厳しさであり、クリエイティブな作業の尊さなのだと。

そして僕は、じぶんの至らなさを再認識することになっても構わないから、フルサイズの一眼レフ用か、APS-Cのミラーレス用に85mmの中望遠となる良いレンズはないものかと物色を始めているのである。いやあ馬鹿だなあじぶんと思いつつも、好きなものは好きだし、そもそももうカッコつける年齢でもないから、恥を承知でというか、怖いもの知らずで85mmで街へくりだしてみたいと思っているのである。林ナツミさんのような、こんなもの凄い写真は逆立ちしても撮れないけど、でもじぶんの目と手でその感触を確かめたい。それが僕の中の写真観なんだ。

★追記)その後、林ナツミさんがフィルター情報も追記してくださいました。プロの写真家の機材選びが垣間見れるのは、とても貴重ですね^ ^

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