FUJIFILM X-T50, XF 35mm f1.4 R今朝はご覧の通り、キュッと引き締まったブラックボディのFUJIFILM X-T50を散歩に連れ出して、辺りをゆるりとスナップしていた。写真で見ると、従来でいうペンタ部がいかにも写真機らしいルックスなので、それなりに大きさがあるようにも見えるかもだが、実物ははっきりコンパクト機の部類だろう。
重さも中身の性能も、今度発売される新製品X-E5とほぼ同じなんじゃないかな。X-E5が「クラシック」をテーマにしている分、新製品発表時には気にはなったのだけど、デザイン違いで同じようなカメラを増やすのもアレなので、僕の場合は先に出会ったX-T50とこのまま過ごすつもりだ。
かといって、このX-T50も最初は購入する予定はまったく無かった。それこそ、ほぼ中身の性能が同じなX-T5を持っていたからね。でも、ほんとたまたま、お店でX-T50の在庫にふれる機会があって、このブラックボディを見たら思わずキュンとなって連れて帰ってしまった笑
カメラとは実物にふれると、けっこう印象ががらりと変わったりするモノだ。この時、あらためてそう思った。
高画素機で手ぶれ補正機能もついてるから、X-E5同様にこのX-T50もけっこうイメージより割高な値段が設定されている。もうニ、三万足せば上位機のX-T5が手に入るんで悩む人もいると思うけど、できるだけコンパクトでさりげなく高性能機を持ち歩きたいなら、X-T50はほぼ完璧な一台になる。
実際、SNSなんかを見ていても女性ユーザーからの支持が多いような印象も受ける。見た目は可愛くおしゃれの一部のようなチョイスに見えるけど、それなりの値段がするから、このカメラを選んでいる人はけっこうカメラの性能にもこだわりがある人だろう。
FUJIFILM X-T50, 7Artisans 35mm f1.4 AF Xマウント
FUJIFILM X-T50, TTArtisan AF 23mm f1.8 Xマウント
FUJIFILM X-T50, XF 18mm f2 R
FUJIFILM X-T50, TTArtisan AF 23mm f1.8 Xマウント男性でX-T50を使っている人は、あえて小さな高性能機を選んでいる人たちなので、僕が見た感じでは先の女性同様に、性能に妥協しないかたちでとにかくスナップに適したコンパクト機をチョイスしている通っぽい人たちに感じる。使ってみると、X-T5よりはかなり振りまわせる道具感を備えているので。
よりスタイル重視のX-E5が出てきたことで、X-T50はよりコンサバな道具感のほうへと認識される気がするから、さりげなく高性能機を持つなら、X-T50をチョイスするというのもなかなかカッコいいんじゃないかな。特に女性がさりげなく持つには、ちょっと只者じゃない感も漂っていて、僕なんかは「おっ」と二度見すると思う笑
そう言いつつ、これだけ連日茹だるような暑さだと、僕もより小さなカメラを求めて、いまはX halfを持ち出すことが多いかな。十分コンパクトなX-T50と比べても二回りくらいX halfは小さく軽く感じるからね。
FUJIFILM X-T50, Nokton 23mm f1.2 SC
FUJIFILM X halfまあ、やはり「小さいは正義」であるのも確かでね。特に夏は、首からぶら下げても、手に持って歩いても、ほんのわずかの軽さや大きさが、あと一歩踏み込む軽快さに意外と影響する。けれど、小さいからといって性能は妥協したくない、という人にはこのX-T50や発売直近のX-E5はよい選択肢になるんじゃないかな。
カメラの購入は、ほんとタイミング。いろいろ悩んで、じぶんらしい理想の一台と巡り会ってくださいな。
