FUJIFILM X100V

FUJIFILM X100Vが、僕の日常スナップに軽やかさを与えてくれた。

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FUJIFILM X100V

僕は以前、写真家さんが言われていた「機材もまた、写真という思い出のひとつ」というフレーズにとても共感して、ひそかにじぶんの写真生活のモットーみたいなものにしている。

機材の機能だけじゃなく、その機材を使うことでもたらされる「気分」みたいなものも大いに写真にさまざまな影響を与えると思っていて、そういう意味でも「いろんなカメラやレンズを試したい欲」が旺盛なのかもしれない。

なかでもFUJIFILMのカメラは最も使用頻度が高いかな。チェキからコンデジ、レンズ交換式Xシステム、中判GFXまで、気がついたら実に幅広くフジ機たちを愛用している。

FUJIFILM X100V
FUJIFILM X100V, Classic Neg.
FUJIFILM X100V, Classic Neg.
FUJIFILM X100V

昔からフジ機はちょこちょこと使ってはいたものの、これだけフジ機に傾倒していったのはX100Vが大きな契機だったと思う。その「趣味のカメラとしての抜群のバランスの良さ」に想像以上に魅了されたのだ。

きっかけは、ネガカラー調で撮れるフィルムシミュレーション「クラシックネガ」で撮りたくなったことと、もうひとつ重要だったのは「カメラをもっとライトに楽しみたい」という潜在的な欲求だったようにじぶんでは思う。

それまで、どちらかというと僕のメイン機は、散歩撮りだとNikon Df、街撮りとかスナップ撮りだとLeica M-P typ240と、どちらかといえば少しハードな機材だった。

FUJIFILM X100V Black
FUJIFILM X100V
FUJIFILM X100V
FUJIFILM X100V

いまでもDfやM型デジタルは使ってるんだけど、僕のふだんの写真の楽しみ方はもっとライトで、精巧な写りよりもラフな写りを好むところがあり、もっとじぶんのスタイルに合ったカメラがあるんじゃないか?と自己分析してるようなところがあった。

そんなところに、たまたま手にしたのがFUJIFILM X100Vだったのである。これがほんとうにドンピシャ、ハマった笑。X100Vの存在はもちろん以前から知ってはいたけど、いざ日常使いしてみると、あゝこれはすべてにおいて「ジャストカメラ」だと実感したのである。

大きさ、重さ、厚み。OVFとEVFのハイブリッドビューファインダー。レンズシャッターの軽快さ。f2のレンズ。フィルムシミュレーション。小気味いい各部のレスポンス…。もうどれをとっても「これは趣味のカメラを舐めていない、本気で作り込まれた写真機だ」としみじみ感動したのだ。

FUJIFILM X100V
FUJIFILM X100V
FUJIFILM X100V
FUJIFILM X100V

もちろん、そのクラシックなデザインも素晴らしい。けれど、このX100シリーズが全世界的に人気なのは、デザインのせいだけじゃない。ライトに写真のある人生を楽しみたい多くの普通の人にとって、そのちょうどいいバランスの良さが受け入れられてるんだと思う。

最新の6代目X100VIもあいかわらず品薄が続いているようだけど、前機種となるX100Vも中古価格は依然として高音安定で、その余波なのか、それ以前のX100シリーズもすべて人気だ。僕がある日、X100Vの素晴らしさに気づいたように、ある日から世界にX100シリーズの良さがバレちゃったんだろうね笑

FUJIFILM X100V
FUJIFILM X100V
FUJIFILM X100V
FUJIFILM X100V

X100Vはいまだ古さをまったく感じさせないので、程度のよいモノを比較的安めで見つけられたらラッキーだと思う。ザ・高級品というのとはちょっと違うけど、絶妙なライトさでスナップライフが楽しめることだろう。

レンズが交換できない、というのも、ある意味「面倒なことを考えなくていいライトさのひとつ」。ふれる機会があれば、ぜひその見た目以上にグッとくるバランスの良さを体感していただきたい。けっこうありそうでなかった、みたいな軽い驚きがあると思うよ。

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