ペンタックス好きでクラシック好きな僕としては、まずは試しておかなければと、6月9日に発売されたsmc PENTAX FA 50mm f1.4 Classicを購入してみることにした。
このレンズの特長はなんといっても意図的にコーティングが工夫された「虹色フレア」の出現だけど、まだ僕はその作例は無いので、そのあたりのことは以下のフジヤカメラさんや八百富写真機店さんの詳細記事なんかで確認してもらえたらと思う。
ちなみに、開放f1.4で出現する虹色フレアを日中でもガンガン楽しんでほしいということで、このレンズには4段分のND16フィルターが付属している。目にもやさしいし、ペンタックスらしい憎い心配りだ。
僕も早速届いたばかりのFA 50mm Classicを装着して軽く試し撮りに出てみたけど、割と曇天気味で日中だし、虹色フレアは撮れそうにないんで、開放と2絞り程度のボケ感なんかを試して歩いた。
Slice of life
試し撮り、開放。
PENTAX K-3 III
smc FA 50/1.4 Classic
リバーサルフィルム調 pic.twitter.com/uTO2q1JnEQ— 記憶カメラ (@KiokuCamera) June 13, 2023
Slice of life
試し撮り、f1.8。
PENTAX K-3 III
smc FA 50/1.4 Classic
リバーサルフィルム調 pic.twitter.com/z2xFnAvopI— 記憶カメラ (@KiokuCamera) June 13, 2023
ふだんあまり意図して逆光で撮ったらしないから、虹色フレアについては撮りやすいであろう晴れた日の朝夕に挑戦してみたいと思う。ちなみに先述の記事の作例を見ると、夜間でも強い光源のもとでフレアは楽しめるよう。
このレンズ、そもそもの設計は1991年に登場したsmc FA 50mm f1.4ということだろうから、約30年以上前のレンズをこうして「新発売」化するPENTAXというブランドはやっぱりユニークでおもしろい笑。
まあ事実、2023年にこうして僕なんかは購入してしまうのだから、カメラとレンズの世界というのは不思議なものである。いや、その昔の雰囲気を醸し出すそのクラシックなデザインも好きでね。僕は完全にターゲットだったもようである笑。
価格もそれほど高価じゃないし、ひと絞りすれば普通にフレア無しで明るい単焦点レンズで使えることを考えれば、PENTAXユーザーなら一本持っておいて損は無い標準レンズ(APS-Cだとフルサイズ換算で約76.5mmの中望遠になる)ではないだろうか。
smc PENTAX FA 50mm f1.4 Classic、フードはMFレンズで使用しているPH-RA49が装着できたけど、レンズキャップがはまらなくなるのと、フレアを出やすくするために、まずはフード無しで使ってみることに。 pic.twitter.com/QypntNj2UZ
— 記憶カメラ (@KiokuCamera) June 13, 2023
と、真っ当なことを述べつつも、やはりこのレンズのおもしろさは虹色フレア遊びだろう。APS-C機でどこまでフレアが出るのかというのも試したいし、カラーだけじゃなくモノクロームでもフレア描写を試してみたいところ。そんな様子はまたおいおいこのブログでお伝えするということで。とにもかくにも楽しみである。いいぞ、ペンタックス。
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