最近、いわゆるオールドデジカメと呼ばれる古い一眼レフにあらためてハマっていて、今朝もいちばん最近手に入れた20年前のカメラ、Canon EOS D60で試し撮りがてらまったり散歩を楽しんでいた。
購入した時のことはリンクのブログに書いたんだけど、まだ作例的な写真を載せていなかったんで、きょうはペタペタとEOS D60で撮った写真を載せておこうと思う。
見てもらえば分かる通り、実に普通に写るのである。この写真は「20年前のカメラで撮影した」と言わなければ、誰もが極々最近のカメラで撮ったと思うんじゃないだろうか。Canonが自社開発したCMOSセンサーは実に優秀なのである。
レンズにしても、銀塩EOS7で使っていたものをそのまま使ってるんで、ボディもレンズも20年前のものなわけだけど、630万画素しかない低画素機は、写真機としてなら現在でもなんら不満はないのである。感度はISO1000までだけど、日中に楽しめばいいわけで、フィルムで撮ってる要領で撮ればいいだけである。
EOS D60にはビギナーでも気軽に撮れる「風景モード」とか「マクロモード」のようなお馴染みのモードが5種類ほど用意されているが、僕はすべて絞り優先モードで開放付近で撮影。いつもの通りJPEG撮って出しだ。
考えてみると、この民生用デジタル一眼レフの第二号機に、すでに基本撮影モード以外に風景モードなんかが載っていたのは、意外と凄いなと。当時35万円もした高級機だけど、ビギナー向けとしても機能を付加しているあたりは、やはりデジカメらしいなと思った。
というわけで、試し撮りした写真をペタペタと貼ってみたけど、いかがだったろうか。古いデジタル一眼レフに見られるCCDセンサーのウェットなポジフィルムのような描写とは異なり、CMOSセンサーらしい綺麗にまとまったモダンな描写をするなあというのが、僕の感想かな。
それだけに、これが20年前の機材ということに驚くのだ。低画素機なんでパラメーターをいじらなければどこかソフトな写真を紡ぎ出してくれるし、操作フィールやシャッター音なんかはほんと銀塩EOS7だから、撮っていても実に癒される。
こんな味のあるカメラが、いまでは数千円で手に入るのだから、ある意味、僕らは恵まれた時代を生きてるなと思う。
ただ、このEOS D60についてはなかなか市場に中古品が流通していないと思うので、このブログ記事も果たして誰かの参考になるのか分からないけど、いちおう歴史の目撃者として記事を残しておきたいと思う。
★参考となる通販在庫も見当たらなかったので、今回は最新のCanonミラーレス機を貼っておきます笑。
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