Canon EOS7

実はCanon機には一目置いている。

Canon EOS7

好きなカメラブランドは?と聞かれたら、フィルムカメラ時代まで含めると「Nikon」と答えるほどにはニコン好きだとは思うけど、そんな僕も好敵手であるCanonのカメラを2台ほど所有している。

2台ともフィルム機だけど、一台はこのEOS7。いやあ、こうして見てもなかなかカッコいいよね。Nikon機のような男臭さはないけど、とても洗練されている印象。クルマに例えると、まさに王者の王道トヨタみたいな端正な風格といえばいいだろうか。

NikonでいえばNikon F80的な立ち位置のカメラになると思うんで、ハイクラスのカメラじゃないけど、逆にこのライトからミドルクラスのカメラでここまで洗練させて仕上げているキヤノンは、やはり企業としてとてもしっかりしているイメージを受けるからね。

Canon F-1

そして、もう一台がCanonの機械式一眼レフ機の代表的な機種Canon F-1だ。それまでNikon党であった僕が思わず手に取らずにはいられなかった一台だから、その作りの素晴らしさはもう言うこと無し。当時、一眼レフではNikonに先を越されていたCanonが起死回生の一発として送り込んだ意欲作だから、そこはもうコストを度外視したような作りの良ささあ感じる。

シャッターフィールが極上だったことも、僕を感動させた。官能的なシャッター音という意味では、僕の中ではNikon一択だったから、その道とは異なる上品さを感じさせるシャッターフィールはちょっと軽い衝撃だった。Canonというブランドは、Nikonがいたからこそ、その道とは異なる独自のオリジナリティを確立できたのかもしれないね。

開発発表されたCanon EOS R3 公式HPより

そんなCanonがこのミラーレス時代に、やはり起死回生の一発として送り込んで来ようとしているのが、このEOS R3だ。今度はミラーレス市場の先駆者として席巻するSONYに対してこいつをぶつけてきた。いやあ、そういう言葉にならない迫力をたしかに感じる。素直にこれはカッコいいと思う。

プロユースだから、機能はもちろんだけど、僕ら一般のアマチュア写真愛好家から見たら「そのただならぬ雰囲気」というのはとても大切。そういう空気をこのEOS R3は持っている。正直、このティザーの開発発表写真を見る限りでは、Nikon Z9を凌駕する王者の雰囲気を備えていると思う。このさらに上にEOS R1が控えてるんだろうけど、それは果たしてどこまで化け物なんだと期待させるものがあるよね。

とはいえ、現実的には僕なんかはコンパクトなカメラ好きだから、このEOS Rシステムの上位機種を手にすることはまずないと思う。けれど、このEOS R3が強烈なミラーレス市場の活性化を促してくれるようなその雰囲気は、単純に拍手を送りたい気持ちでいっぱいだ。ほんと、あとはNikonだけ。Nikonの次なる一手で、カメラ市場が息を吹き返すがどうかが決まる。それは単に凄いプロ機を発表してくれというわけではない。世の中に歓喜を起こさせてくれる一台を。Nikonもまた、Canonとは違う道で僕らを驚かせてほしいのだ。

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