カメラへの思い

写真にカメラは写らない。

Canon PowerShot G7

こんなことを言うと「いや、写真には機材の違いが滲み出る」と怒られそうだけど、それたしかにそうなんだけど、ふだんの日常写真を眺める人にとっては機材クレジットが付いてるわけでもないし、その写真がどんな機材で撮られたかはあまり関係ないよね、という話。

僕のことで言えば、一枚の写真だけ見せられて「さてこの写真は、どのカメラとどのレンズで撮られたでしょうか?」と聞かれても、まあほとんど当てる自信は無いです笑。もちろん、候補くらいはいくつか挙げられるとは思うけど、撮影者のパーソナリティでも分かればずいぶん違うとは思うんだけどね。

というか、一枚の写真を見せられたら、まず機材が何かとかは想起せずに、その写真のシチュエーションや描写に当然目がいく。まあ、僕なんかは機材が好きだから、その後に「ところでどんな機材で撮ったんだろう」と思うけど、まあそれも世の中的には特殊な写真の眺め方なんだろうと思う。

Canon PowerShot G7
Canon PowerShot G7
Canon PowerShot G7

何が言いたいかというと、写真を撮る根底の部分では「カメラやレンズは何だって構わない」と思ってるってこと。特にスナップ撮影なんかは、僕は古いコンデジなんかも好きでよく使う。多少、操作性はもっさりしてる感じはあるけど、大抵において写りのほうはまったく不満を感じていない。むしろ、その時代や製品別の癖をつかんで撮るのが、また楽しみだったりもする。

このブログの写真は、CCD時代のキヤノンのコンデジで撮ったものだけど、CCD時代のGR同様、これがなかなか趣のある描写を感じさせてくれる。いまなら一万円前後で手に入れられるんじゃないだろうか。なにも数十万円も出さなくても街撮りスナップは軽快に楽しめるし、フィルム代といったランニングコストもかからない。「写真」を楽しむには十分(すぎる)なのだ。

もちろん新製品のカメラが売れたほうがカメラ業界的には潤うのだろうけど、職業カメラマンじゃなければ、そんな新製品が出るたびにカメラやレンズを揃えてもいられない。だから、新製品をここぞという時に購入しつつも、その合間やサブ機なんかには遊びの要素も含めて、安く手に入る少し古いカメラなんかを片手にスナップを楽しむのが有意義だと思う。どうだろう。

Canon PowerShot G7

まあ、多分に僕の好みの話にはなってるんだけど笑、車なんかと同じで少し古いモノというのはどこか人間くさくて、そういうプロダクトと対峙するのは精神的にもどこか心地よかったりする。カメラなら、まさに主役は写真なわけだから、カメラが何だろうとその人の好み次第だし、なにより「写真には機材は写り込まない」。何だっていいのである。

いろいろと古い写真雑誌なんかを振り返って眺めると、おもしろそうなカメラを見かけたりして、いつかは試す機会があるといいなといういわゆるオールドデジカメがけっこうある。こうした古いデジカメは壊れたらほぼ直せないけど、その分かなり安く手に入れて遊ぶことができる。

遊ぶということは、工夫して楽しむことだったりする。カメラが撮ってくれるみたいな写真じゃなくて、僕が苦労して?撮るみたいな写真を少年のように楽しんでみるのはどうだろう。意外と写真に対する気づきや発見があると思うけどなあ。

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