Olympus PEN-F

OMDSからPEN-Fの後継機は出るかな、どうかな。

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OLYMPUS PEN-F

いま見ても、どう見ても、カッコいいんだよなあ、OLYMPUS PEN-F。けれど、OLYMPUSブランドの終わりと共にひっそりと販売を終了してしまったPEN-F。いまでは中古でしか手に入れることはできない。

使い倒すならフィルムカメラと同じように中古品でもいいと思うんだけど、デジタルはある意味、消耗品でもあるから、新品をじぶんの手で生き長く使っていきたいという人もいるだろう。と考えると、新たなOMデジタルソリューションズから「新品のPEN-F後継機」が出るかどうかだよね。

以前、OMDSからE-P7が登場した時に、こういうタイプ(クラシックなスタイルということかな)の製品が売れてニーズがあると判断すれば、PEN-Fの後継機だって無いわけじゃない、みたいなことをOMDSの方々が発言してたように思うけど、さてどうなんだろうね。

以前、PEN-Fが登場した時は、オリンパス80周年記念モデルという位置付けもあって、ご覧の通りかなり気合いが入った作りで、ある意味オーバークオリティ過ぎたのか、価格もかなりいいお値段になって、結果としてヒットモデルとまではならなかったという印象がある。

とはいえ、当時よりもむしろ今のほうが「フィルムカメラを彷彿させるクラシックなデザインのPEN-F」は注目をあびるんじゃないか、という予感はある。

OLYMPUS PEN-F

でも、僕の中では前機種のこのOLYMPUS PEN-Fがある意味、完成度が高すぎて、これを超えるとなるとあらゆるコストが嵩んで、さらに値段も上がってしまうのではという懸念も。

実際、僕ですらいまのPEN-Fがあるかぎり、新型の後継機が出たからといってそれを手にするかどうかは分からない。単に「PEN-F」というブランドを気に入ってるというよりは、この現物をカメラとして気に入って手にしたという背景もあるので。

でも、冒頭に書いた通り、これから新品でPEN-Fのようなスタイルなカメラを手にしたいという人にとっては、後継機の登場が待たれるところだろうし、FUJIFILMのカメラに加えて、Nikon Z fc、そしてこのPEN-F後継機あたりが出揃うと、ちょっとしたクラシックスタイルブームみたいなものも起こりそうな気がするし、そうすると各社に「クラシックライン」が整ったりするかもしれない。

PEN-Fの後継機が出るかどうか、また出たら人気を博するかどうかは、意外とカメラ業界の未来にも大きな影響を与えるかもしれない。

ただ、本当に前機種のPEN-Fの作りがいいので、これを超えるとなるとそれこそ画素数のアップやEVFの性能アップ、あとAFの精度向上くらいしか思いつかないのだけど、どうだろうね。

Olympus PEN-F

今風な動画性能のアップはマーケットニーズとしてはあるんだろうけど、このいかにも写真機らしいルックスとなれば、スチル性能で唸らせてほしいのはあるけど。もしくはいっそのこと、背面モニターも廃してコストダウンするとかね。いや、ライカは逆に高価になったか…好き勝手に妄想しては開発者に申し訳ない。

と、PEN-Fを愛用している僕ですら、これの後継機となるとなかなか簡単じゃないぞと思うくらいだから、OMDSさんにとってもPEN-F後継機については悩ましいところなんじゃないかと思う。

いわゆるオールドレンズを各種楽しむということであれば、マイクロフォーサーズはいまだにおもしろい存在だと思うし、それこそフィルムカメラの「あのコンパクトな手に持った感触とか薄さ」は、僕なんかからすると大いにアリなんだけど、一般的なカメラビギナーの方々からすると、まずはやっぱりデザインが重要なのかな。

Nikon Z fcのように、見た瞬間、理屈抜きに「所有したい」と思わせる独自の存在感みたいなもの。それでコストも抑える…んー、なかなか難題だ。

とはいえ、こうして小さな声だとしても、後継機を望む声や、PEN-FのことをSNSなんかで語り合うことが、ONDSの人たちにもなにかのヒントや参考になるはず。なんか結論めいたことはまったく書いていないブログだけど、懲りずにこれからもPEN-Fのことは触れていきたいし、TwitterやInstagramにも愛機PEN-Fの写真をポストしていきたいと思う。

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