きょうはこの話を書かないわけにはいかない。昨晩遅くに届いた一冊の本「MAGNUM MAGNUM」の話だ。
一冊の本といっても、小脇に抱えて川縁で寝転がって読むような本ではない。700ページにおよび重さは4kgを超える巨大な写真作品集。それも、あの写真家集団マグナムの会員の作品が集大成となったガチ本だ。
僕はこの作品集のことを、トモ・コスガさんのYouTubeチャンネル「言葉なき対話」で知ったわけだけど、動画を見た数時間後にはもう購入していた。まずはぜひ、下の動画をご覧ください。
どうです? もう手に入れないわけにはいかない、といった内容でしょ。マグナムについては写真を趣味にしてる人ならその名を知らない人はいない存在だけど、こうやってその全貌を目の当たりにするようなことが案外無かったりする。
あまりに有名すぎてちょっと「知ってるつもり」で過ごしてしまいがちで、そんな僕にはこの一冊はまさにマグナム級のプレゼントだと思った。
いや、実物を手にすると、その厚さと重さにほんと驚嘆する。家族がその荷物の大きさに驚いてたから笑。え、それマジで本なの???みたいな。トモ・コスガさんの動画を見て巨大だとは思ってたけど、僕もその実物の特に重さには衝撃を受けた。
一般読者である僕が中身をパラパラと見せるわけにもいかないから、興味がある人は購入して見てもらうしかない。正直、お値段は¥22,000とかなりする。でも、88名のマグナム会員の作品が一堂に見られて、しかも会員同士でその作品にコメントを寄せてる構成は、これ以上ない濃密さだ。
まずは、写真だけ先に眺めていこうと朝から少しずつページをめくっていたが、いやけっこうお腹いっぱいの濃厚さだなと思ってもまだほんの100ページみたいな…。全部で700ページほどあるのだから、文章まで読むなら先はかなり長い。
つまり、永久保存版のような家宝みたいな一冊。それこそ、これが一冊あれば生涯楽しめるだろうボリューム。そう考えると¥22,000は決して高くない。だって、写真の百科事典のようなものだから。
たぶん、お目当てのレンズを買うよりは安い。この渾身の一冊に賭けてみる価値はあると思うなあ。いやほんと、マジでシビれる一冊である(語彙力が乏しく申し訳ない)。全体的な本の感想は、またおいおいこのブログの中で触れていきたいと思う。
とにかく、感想以前にこの本の存在を一人でも多くの人に知らせないといけないと思った。まずは僕自身、この700ページに埋もれてみる。話はそれからだ。
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