さて新年も4日目、いかがお過ごしだろうか。僕はといえば朝から長めの散歩カメラとウォーキングを楽しんで、しばらく暖房にあたりうとうとしていたのだけど、そんなところにうれしい荷物が届いた。
それがタイトル写真の書籍「ヴィンテージ・フィルムカメラ・コレクション」だ。フィルムがこの世に生まれた時点からの時代の流れに合わせて、数多くのフィルムカメラが、印象的な作例写真と共に200頁超、網羅されている。
カメラ・写真関連企業の協力は一切仰がずに著者の独自の視点で綴られた文章解説も実にユーザー目線で素晴らしい。値段もそれほど高くないので、クラシックなカメラが好きな人は一見の価値アリだろう。
で、タイトルにも書いたとおり、以下にここ最近購入したカメラ・写真関連本を備忘録的に載せておく。Amazonリンクも貼ったので、興味のある人は解説がてらのぞいてもらえればと思う。まあ、僕が購入するものは基本的に高価ではないので、購入するのもアリだろう。
新年になって購入したのは、カメラホリックの最新号vol.12かな。写真好きな人にはおなじみのYouTubeチャンネル、2B Channelの今年一発目の動画を観ていたら、思わず購入してしまった。
SNSにもポストしたけど、ライカ判100周年特集ページの中に設けられた、萩庭桂太さんが若村麻由美さんをモデルに撮られたROMAN to 東京をテーマにした写真が圧巻だ。固定鏡筒の初代ズミクロンで撮られているので、ライツ好きな人は必見かも。
年末に購入したのは、ご存知、我らが赤城耕一さんの「アカギカメラ」。デジカメWatchで連載されているカメラコラムを一冊に凝縮したもので、これまた読み応え満点だ。僕の最近の「お風呂読書の愛読書」になっている。
そうそう、「カメラマン リターンズ #13 間違いだらけのカメラ選び」も去年に引き続き今年版を購入した。まあ、主に読むのは僕が所有しているカメラメーカーの記事だけなんだけど笑、まあそれでもボリュームはかなりある。
カメラカタログとしても全メーカーの動向を一望できるので、カメラ好きな人なら一冊持っておいて損はないだろう。
これも年末に購入したのかな、ニコンのレンズ開発者の方々が発行されている「ニッコール千夜一夜 II」である。vol.1はすでに持っていたが、vol.2は未購入だったことにふと気づき、その場でポチってしまった。
Fマウントレンズに思い入れがある人や、それこそ僕のようにいまだにNikon一眼レフ機を使っている人は、永久保存版の二冊だろう。
まだまだある。我ながら懲りない人間である。先述したカメラマン リターンズのシリーズで「トヨ魂 B面」である。写真家の豊田慶記さんが忖度なしで書かれたカメラ・写真エッセイで、単にスペックとかだけじゃない解説などは、機材選びの参考にもなるだろう。これも最近のお風呂読書本だ。
そして、こちらはちょっと古い書籍になるが、田中長徳さんがデジカメ黎明期に書いた「さらば、ライカ 〜アナログ派のためのデジカメ活用術」の新品を見つけたので購入した。
ぼくはカメラを始めた頃にたまたま読んだ本が田中長徳さんの書籍だったため、刷り込み効果というか、僕のカメラや写真の考え方は長徳さん流であることは自覚もある。長徳さん本はいちばんたくさん買って読んだかな。まあ、痛快っす。
最後は写真集で、川内倫子さんの「うたたね」と「花火」のペーパーバック。川内倫子さんが愛用するローライフレックスの印象が強くて、僕自身もローライを手に入れたりしたわけだが、写真集のほうはなかなか高価で恥ずかしながら買いそびれていた。
それが割安な値段で買えるペーパーバックが出ていたので、迷わずポチっとしたわけだ。まあ、この二冊はもう説明は不要だろう。新年に眺めるにはもってこいの生命力のある写真集。
ひとまず昨年末12月から一か月間ほどで購入したものは以上である。それより以前も多々購入しているが、ここでは恥ずかしいのでやめておこう…。
ここ一、二年は特に写真集をじぶんなりにはけっこう購入しておる。まあ安くはないのだけど、写真集は発売時に買っておかないと、後々プレミア価格でとてもじゃないけど買えない写真集が多数だ。だから、気になったら買っておく。写真集を眺めると、散財の罪悪感は忘れます笑。
僕の場合はとにかくふだんの写真の撮り方が自己流すぎるので、こうしてプロの方々の思考をちょいちょいじぶんに注入してチューニングしている感じだ。だからといって、素晴らしい写真が撮れるわけじゃないが、それでも脳は健康でいられる。
写真と機材と、その書籍は、僕の人生ってにとってはかけがえのないレールのようなもの。そんな七転八倒の軌跡を綴ったのが、このブログ「記憶カメラ」だ。2025年もどうぞよろしゅうに。
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