本と音楽と余暇

写真はやはり、いいねえ。カメラで撮ろう、もっと撮ろう。

アフィリエイト広告を利用しています
Nikon ZR, Nikkor Z 50mm f1.4

日曜日の今朝はあいにくの小雨模様で、傘をさして少しだけシャッターを切った。カメラはさすがに防塵防滴がいいだろうと、Nikon ZRとNikkor Z 50mm f1.4を持ち出した。撮影モードはニコンイメージングクラウドからダウンロードした〈Yuragi by Kimura Hinami〉というイメージングレシピだ。

と、書き出しは僕の写真のことを話したけど、きょう話したい「写真の話」は大好きな写真家・上田義彦さんの写真にまつわる話である。

雨の日曜日ということで、さてどうして過ごそうかと思った時に、少し前に手に入れた上田義彦さんの図録を眺めようと、ふと思ったのである。

神奈川県立近代美術館での上田義彦さんの写真展「いつも世界は遠く」は、遠方につき訪れる事ができなかったので、僕は図録を通販で購入した。この図録だけでもギュンギュンとハートを鷲掴みされるのだけど、なんと奥様の桐島かれんさんと、携帯ムービーカメラマンとして上田義彦さんが展示の様子を動画として公開してくれていたので、きょうのブログはとにかくそれを紹介しておきたかった。

50分間ちょっとあるんだけど、上田義彦さんの展示をフルで見歩くようなとても贅沢で豪華な動画なので、ぜひご覧ください。桐島かれんさんと上田義彦さんの会話も、とても楽しく、尊く、凄い写真たちをとても身近な存在に感じるので。

素晴らしいでしょ。動画とはいえ、これだけエネルギーが込められた写真を大量に見ると、見させてもらっているこちらも凄くエネルギーを要するというか、いい意味でとても心地いい疲労のようなものがあり、なんというかランニングをした後の心地よさに似ている。あ、変な例えで申し訳ない笑

上田義彦さんが語られている「From the Hip」という概念も僕はとても好きで、そんなもの凄い写真はもちろん僕には撮れないけど、気持ちというか志はそうありたいなといつも思っている。

そんな上田義彦さんの思想とか人柄のようなものは以下のインタビュー動画でもふれられるので、ぜひこちらのインタビュー動画もどうぞ。

上田義彦さんの話の中にも幾度となく登場するアートディレクターの葛西薫さんも僕は好きで、そんな葛西さんが若かりし当時の上田義彦さんにフォトグラファーの依頼をして、その後末長く波長を合わせてお仕事をご一緒されたというのも、とてもわかる気がする。葛西薫さんのつくる広告もまた、とても尊いのだ。

上田義彦さんの写真は、広告写真という気がしないのも、かねてからの個人的な感想である。それゆえに広告になってデザインされていない、原型としての写真だけでも作品として成立する強さがあると思っている。そんなことをアマチュア写真愛好家が言うのも恐れ多いが、命が吹き込まれた上田義彦さんの写真に惹かれる理由である。

わが家の宝物、上田義彦さんの図録。

こうして上田義彦さんの写真にふれると、写真って凄いなあとあらためて思うのである。そして、写真に元気をもらうってあるよなあといつも気づくのである。誰かにお見せするような写真は僕には撮れないけど、それでも写真をもっとたくさん撮ろうと、あらためてまた思うのである。

写真はやはり、いいねえと。そして、カメラで撮ろう、もっと撮ろう、と。

関連記事