FUJIFILM X100Vについては、あいかわらず手に入りづらい状況が続いているようなので、ブログに書くのもちょっと気が引けるのだけど。でも、いずれは買いやすい日が来ることを願って書き留めている。
きょうは夏休みの最終日なんだけど、気持ちも軽くしたくて朝の散歩カメラにはX100Vを選んだ。
とにかく軽くてラフに持ち出せるんで。正確にいうと、コンデジとしては決して小さくなくてむしろ案外大きいことに驚く人も多いのだけど、光学ファインダーが使えるカメラとしては僕の所有カメラの中ではいちばん軽い部類なので。
X100Vというカメラは、それをチョイスすること自体が「ライト」で心地よかったりするところがある。あえてカメラがメインじゃない感じというか、きょうという人生があくまで主役で、X100Vはそれにライトに寄り添う感じ。
撮るぜなんて気負いはない。ただただ自然体で過ごすなかで、ふとシャッターを切るのだ。そして、ふとカメラを眺めた時に「あ、いいな、このカメラらしい佇まいが」なんて感じられる。そういうそよ風のようなカメラだ。
そういう心地いい存在感のカメラだけに、本当はもっと多くの人に手にして欲しい一台なのだけど、あまりの人気と品薄が重なってなかなか手に入れるのがむずかしい。富士フイルムには頑張って欲しいけど、こればかりはなかなかねえ。
そういえば、9/12にFUJIFILMのX Summitがフランクフルトで開催されることがSNSで発表されていた。ここではGFX100系の新製品発表がなされるんじゃないかという噂があるみたいだけど、注目のX100シリーズやX-Proシリーズの後継機はどうかなあ、期待薄かなあ。
僕個人的には現行のXシリーズ機で日々満足してるんで特に新製品を望んではいないけど、新製品が登場して市場に出回れば、旧製品の価格高騰が少しは収まるのではとも思うので、そういう意味で注目している。
まあ、そもそも後継機が開発されているかどうかという問題はあるけど、中古市場を見てもこれだけ「FUJIFILMの写真機」を待ち望んでいる声が見受けられるわけだから、ぜひ富士フイルムさんには頑張ってもらって。高級機もいいんだけど、ライトな気分にさせてくれる写真機も、ぜひね。